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カテゴリ:日々のつぶやきもろもろ( 82 )

マレーシアに罪はない

南インドのゴア生活も半ばを過ぎ、

だんだん暑い時期がジリジリ近づいてくるのを感じるここ数日。

ゴア生活を一瞬抜け出して、この前さくっとマレーシアに行ってきました。


ビザの関係で、一旦インドを出ないといけなかったので、

やむを得ずのインド脱出。どうせマレーシアに行くのなら、

前回行ったペナン島の国立公園が素晴らしいから

あそこでボーッとして3日で帰ってこようっと。


と、今までになく超軽い荷物に不安さえ覚えながら、

身軽にゴアを後にしたのだけど、


まずは、クアラルンプールに到着すると同時に

持病の膀胱炎が勃発。もう何度もやってる膀胱炎。

抗生物質以外でどうにかする方法はいろいろ試し済みでわかってるんだけど、

出発前は全く健康だったので、

ほとんど膀胱炎グッズを持って出ておらず、

結局涙目でトイレから出られず。


これに追い打ちをかけるのが、実はこの週末は、

中国の旧正月の週末にどんぴしゃり。


チケットを買ってからそのことに気づき、

まあ店は開いていないけど、国立公園でジャングルと戯れてるからいいか、

と思ってたんだけど、甘かった。甘かったよ!


まず、旧正月渋滞を甘くみていた。

日本のお盆の帰省ラッシュと全く同じ。

クアラルンプールからペナンまでは、バスで4時間から6時間かかるのだけど

旧正月の週末の土曜、行きは約8時間かかる。

膀胱炎になった時はとにかく水分補給がかかせないんだけど、

やたらデラックスだがトイレがないバス故、あまり水も飲めず。


滞在したジョージタウンは世界遺産になっている街で、

イギリス植民地時代のコロニアル様式の建築と

中華系がミックスされて、街歩きが楽しい場所

初日は街歩きも何もなかったんだけど

宿を探すのにやっぱりある程度迷い、

不可抗力の街歩き。

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痛み止めと、一袋だけ持っていたクランベリー濃縮パウダーと、プロポリスでなんとかしのいで、

次の日回復していたら国立公園に行くつもりでいた。

しかし、膀胱炎はそんなにさっさとは治らないのだ。

今までの経験からわかっていたのに、メインイベントをあきらめるのが悔しいので

次の朝、なんとか出かけてみる。

朝ごはんのヌードルを食べながら

一時間のバスの旅を想像して憂鬱になる。

それが憂鬱ならバスの旅のあと、国立公園を3時間のウォーキングなんて、

もう暗雲立ち込める一番暑い時間帯でふらつく自分

しか考えられないので、あほらしくて帰ってくる。

そこまでして観光する意味はない。


気を取り直して、旧正月でも開いてるショッピングセンターは

ドラッグストアがあるということなので

まずはそっちに歩いていってみる。


甘かった。

ドラッグストアが開いてても、薬局部分は閉まってる!

つまり、サプリは買えても薬が買えないのだ。


唯一見つかったのが輸入物のクランベリージュース。

クランベリーは膀胱炎予防に効果があるのは知っていたので

もうすがるように、高くて立派すぎる瓶にはいってるそれを買って

即、指定量の3倍くらい飲む。


すると、10分後になんと!痛みが和らいでいた。

「クランベリーが効くのは膀胱炎の予防であって治療には効果があるという十分なエビデンスがない」

というのをあとでネットで読んだんだけど


はい、私エビデンス!クランベリー愛してる!


しかし、次の日の日曜日、月曜のペナン島からクアラルンプール行きのバスを予約しようとしたら

どの旅行会社でも、満席とのこと。

クアラルンプールからゴアに飛ぶのは月曜夜9時。どうしても次の日ペナンに帰らなきゃ。

しょうがないのでまた小一時間バスに乗り、ペナンのメインのバスターミナルに直接交渉しに行く。

最後のバスだと言われて、割高だけど買う。所用時間は4時間、のはずだったのだが。


月曜の午後、1時間半遅れで出発したバスで、

うとうとから目覚めて窓から外を見ると


「あたし走ったってもうちょっと速いんじゃないか」


という調子なのが延々と続く。帰省ラッシュピーク時って月曜日なのね。

こればかりはバスから降りてタクシーって訳にもいかない超渋滞なので、

もうどうしようもない。どうしようもなさすぎると人はけっこう落ち着くのだ。

2時にはクアラルンプール到着予定で、

先月日本からクアラルンプールに引っ越した友達と落ち合うはずが、

もちろんそこはあきらめるしかない。

せっかくバスターミナルまで来てくれたのに。ほんとにごめんね。


しかし、フライトだ。

恐る恐るバスドライバーに何時にクアラルンプール到着か聞いてみると

「フライト9時?残念だが遅すぎるね、昨日も同じ状況でフライトを逃した人が何人かいたよ」

KLセントラルステーションに着いたのは7時を回っていた。

バスのドライバーには、空港までタクシーで行けと言われたものの、

同じバスのシンガポール人のカップルに、電車のほうが絶対はやい!

言われて、電車に賭けてみる。

成田エクスプレスと同じくらいする

立派なエアポート・エクスプレスが15分に一本で、

次の電車は3分後!というのでダッシュしてなんとか乗る。

国際便出発の1時間20分前にクアラルンプール空港駅に到着。


バスは5時間も遅れて到着したのでした。


搭乗口でやっと腰をおろしたら

じわじわと安堵感と達成感がわいてきて、

膀胱炎のことをすっかり忘れる。


幸せとは、相対的なもんなのだ。

病気が治ったあとの元気は、それまでの元気と

量は同じだとしても、質が違うのだ。元気の評価が上がるのだ。

「膀胱炎だけどフライトは逃さなかったあたし」

と「膀胱炎だけどフライトは別に問題なくのれたあたし」

とは、似て非なるもんなのだ。前者のほうがハッピー評価なわけだ。


しかし、うちに帰るまでが遠足です。

乗り継ぎのバンガロール空港で、

短いけどその時の私には長い夜を明かして

やっとゴアへのフライト!ただいまゴア!お待たせ!


のはずが、


「目的地のゴアが霧のため、この飛行機はバンガロールに引き返すことになりました」

機内アナウンスを聞いた瞬間、聞かなかったことにした。

そんなことはおかまいなしに飛行機はバンガロールに戻り、

結局ゴアには2時間半遅れで到着。たかだか1時間のフライトのはずだったんだけどね。


そのうえその日の朝出発の友達に会うために

ゴア空港で一時間半待ったんだけど

行き違いで結局2秒しか会えず、


ゴアの家に、ボロ切れのようにたどり着いたのでした。

庭のココナッツやマンゴーの木も、

ご飯せびりに来るごつい顔した野良猫も

庭まで迫ってくる牛たちも、

みんなが私におかえりと言っている。

ああ私のベッド。お待たせ。


今回、マレーシアに罪はありません。

国立公園は美しい裏道がたくさんあるしね。

またリベンジしに戻るよ。

膀胱炎のせいで、

辛いものも魚介類も食べてないし、つまりカレー食べてないし。


膀胱炎は気をつけようがないことも多々あるが、

旧正月のマレーシア旅行は気をつけようがあるのでお気をつけください。


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by shantiriot | 2018-03-01 14:41 | 日々のつぶやきもろもろ

旅立つ人のメッセージ

立春も旧正月もとっくにすぎたというのに

新年のご挨拶もなにもあったもんじゃないですが、

2018年、元気にスタートしてます。

12月に北インドのジャイプールから南下して、ゴアに着いてもう2ヶ月です。


1月の終わりにゴアの友人が日本で亡くなり、かなり凹んでました。

この前のブログにも書いたのだけど

ゴアのなかよしに、2年くらい前に癌が発覚。

去年の9月に会いにいって、その時も辛そうだったのだけど

それから更に辛そうになっていったので、

11月に日本を出る前に、彼女に会いに鳥取に寄った。


その時も、やっぱりかなりしんどそうだった。

痛みに耐える彼女をみるのが私もとても辛くて、

毎日、どうか痛みをとってあげてほしいと切に祈っていたけど、

痛みから解放されるということと、死ということは、私の中で全くつながっていなかった。


亡くなったという知らせを聞いた日、初めて、

あ、そうか、もう痛くないんだ。

私、痛いのをどうにかしてって毎日お願いしてたじゃん。

そのとおりになったんだ。

願ったとおりになったけど、痛みがなくなることと死はイコールだったということに、その時やっと気づいた。


どこかでわかってたけど、必死で否認していたなあと思う。


11月に鳥取に会いに行って、私が旅立つときに、


あ、やばい、このままだと二人とも号泣してしまう!という空気がよぎったんだけど、

そこを必死にこらえて、すっかりやせ細ってしまった彼女をたくさんハグして、

ふたりとも半分泣き笑い直前、みたいな調子でさよならした。


たぶん、ここで泣いてしまうと、

これが会うのが最後だということをお互い認めざるを得なくなってしまうから、

泣くわけにはいかなかったんだなあ。


だって、本人は、「死が頭をよぎることがある」とは言っていたけど、

次の瞬間にはその不安を必死で振り払い、生きぬいてやるという姿勢が全面に押し出されていた。

本人がそういう調子だったので、結局一度も、死の準備、みたいな話を私とはすることはなかった。

3歳の娘と、夫を残して自分が死ねるわけがない、と思ってたんだろうな。


でも、さよならした後に、自分でもびっくりするほど、ひとりでおいおい泣いてしまった。

考えてみたら、彼女が逝く前に、すでにさんざん泣いていたことに後から気づいた。

悼むのは、その人が亡くなってからとは限らないよ、とゴアの友達に言われた。

しかも彼女が亡くなる前の日に。

それでもやっぱり逝ってしまってからもおいおい泣くんだけど。

死期は自分では選べないとか、魂は永遠に生き続けるとか、ええいろいろ頭では理解してるんだけどね、

やっぱり実際起こってみると、自分のどこかにぽかんと空いた穴はどうやったって痛い。


亡くなった日は、どんな形でもいいから生きていてほしかったと強く思った。

延命治療を希望する家族の気持ちがわかる気がした。

どんなに薬漬けでも、チューブで覆われていようとも、とりあえず今はこの人はまだこっち側にいる。

それがどんなにか細い炎であろうとも、生命がまだ燃えている。こっち側で燃えている、ということに

いちるの望みを託したい、と思うのは無理もないよね。


それから一週間は、毎朝、起きた瞬間に、

ああもうこの世に彼女はいないんだということを思い出しては泣く、という様で、

もう朝からぐったりだったのだけど、悲しいのと同時に、

彼女がもう痛くない、ということに気づいて、しみじみ、心底よかったねえと思えるようになった。


日本のお葬式と同じ日のサンセットに、ゴアのビーチでもセレモニーをした。

花と線香を山ほど買ってきて、彼女の行きつけだったゴアのビーチの、シバ神の頭像を飾り付けた。

セレモニー用にプリントアウトする彼女の写真を探したんだけど、どれももれなく100万ドルの笑顔で、

来た人みんなが、彼女の笑顔がどんなに素晴らしかったかということを口々に語っていた。

満月の前の日だったので、「月は東に日は西に」状態で、日没と同時に月が昇り、柔らかい光が長く続いていた。

彼女はたぶん、100万ドルの笑顔を真っ赤にして、

まるで誕生日のサプライズパーティをやってもらったかのように、

「やだその花ぜんぶあたしのため?きゃあーやめてー!」と恥ずかしがってるような気が、ほんとにした。


その日から、彼女はどこにでもいるようになって、

美しい朝日を見ても、牛乳をこぼしてしまっても、全てが彼女からのメッセージで、

私はしょっちゅう彼女に話しかけている。

いきなり泣き出す私に、彼女は「もーりおちゃん、だからーもう大丈夫だって私!」

と言わんばかりに隣であわあわしているような気がする。


私はそれでもやっぱり泣くんだけど、その時にあわあわしている彼女は、

元気いっぱいの幸せそうな彼女で、私はそれがしみじみ嬉しい。

彼女がいないのはもちろんすごい悲しいんだけど、私を訪ねてくれる彼女は、

亡くなる一週間前にビデオチャットしたときの痛々しい姿ではなく、

いたずらっぽい笑顔の彼女だということに救われる。


一人っ子を亡くしたご両親と、私の友人でもある、彼女の夫の悲しみを思うと、どんな言葉も軽すぎる。

彼女の3歳半の娘は、葬式当日は大変だったみたいだけど、彼女に似てそりゃ天真爛漫で、

葬式の次の日からよく食べよく眠ってるらしい。周りを泣き笑いさせているに違いない。

母親を失ったということはそれは大きなトラウマだけど、大丈夫、周りの人の愛情を一身にうけて

そして、母がどんなに素晴らしい人だったかということをさんざん聞かされて育つはず。

私もその周りの人のうちのひとりになろうと思う。


亡くなる人はいつでもメッセージを残すんだなあ。

日々の諸々の気づきを、勝手にいちいち彼女のメッセージに仕立て上げて

今日も精一杯の1日を送ろうっと。


とりあえずはこれを書かずして他のことを書けないので書いてみた。


ゴアシーズン真っ只中

南国の冬も終わりつつあるよ、

ジーンズ履かなきゃバイクにのれない時期がすでに懐かしい。


私は元気です。みんな元気かな。


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by shantiriot | 2018-02-24 19:39 | 日々のつぶやきもろもろ

後ろ髪ひかれる出発。とにかくカトマンズ到着!

毎年恒例の、怒涛のパッキングもどうにかこうにかすませて日本出発、カトマンズに着いてます。

いつも出発前は、整理整頓の苦手意識がすごすぎて、

荷造りをしなければならないシチュエーションに

パブロフの犬のように緊張してしまうのがネックかなと。

でも、今年は、私の尊敬するインド占星術師のけいこさんの名言

「りおちゃんだいじょうぶよ、あなたが何か忘れても、誰も死なないから」

を胸に格闘して、まあまあの余裕でパッキングを終えることができた。

毎年この時期妄想することに、

「寝てる間に小さい私がパッキングをすませてくれる」と

「スモールライトで荷物全てちっちゃくしてしまう。ついでにどこでもドアで出発する。

スモールライトがないと、大きなどこでもドアを持ち歩かなきゃいけないから、スモールライトはどこでもドアとはセットよね云々」

というのがあるんだけど、これくらいの妄想は誰にも迷惑かけないのでよしとする。


今回は、鳥取に3日間寄り道をして、関西空港から飛んだ。

鳥取に住んでいる大切な大切な友人が、大きな病と闘ってるので、応援しに行ってきた。

もともと日本出発予定が例年より遅かったので、

この寄り道でカトマンズの仕事がちょっと遅れてしまうんだけど、

何しろよかったなと思うのは、私のボスは私なので、

いろんな遅れの責任は全部自分でどうにか調整がきく、ということ。

会いたい人に、ちょっと無理をしても会いにいけるという仕事でよかった。

9月にも鳥取に会いに行ってきて、今年はその時だけ、のつもりでいたんだけど

最近の検査の結果がイマイチだというのを聞いて、考えた末に会ってくることにした。

彼女はとても喜んでくれた。本当に本当に会いに行けてよかった。

応援しにいくつもりが、逆に私が応援された。

体力は落ちているといえど、体の状態からは考えられないほどのアクティブさだった。

すっかりやせてしまった彼女の目力に、ものすごいエネルギーをもらった。

生きようとする人間の底力ってすごい。光は、ほんとに眼に宿るんだよ。

何もしてあげられない自分の不甲斐なさに泣けてくる、

かつてない後ろ髪ひかれる出発だったけど、行けなかったらもっと後ろ髪ひかれてた。

彼女の病気ストーリーが大きくなるのに反比例して、

私の抱える「いろいろ大変なこと」は、全て些細なことになった。

まだ小さい娘をはじめ、あなたを愛しているたくさんの人のためにも、

冬本番、乗り切るんだよー。私もがんばる。


出発してから切なくなって、彼女に感情高ぶるメッセージを送ったら、

「ドライヤーどこ置いた?」とレスがきた。

そうなのよ、どんな闘病モードでも、日々の雑雑は続くんだ。

子どもがドライヤー隠したり、ご飯食べてくれなかったり、ところかまわず漏らしたりする。脳天気でやかましい子どもが光だなとつくづく思うのは、私が「たまに会う親戚のおばちゃん」みたいなもんだから言えることで、親は待ったなしで日常にもどされる毎日なのだ。


みなさんもよかったら、どうか鳥取県八頭(やず)のあやに、愛を送ってください。

「何だかまだ死ぬ気がしない」そうだ。その調子で頼むよ。


大阪からの、関西空港行きのバスに、トイレに行っていて乗り遅れ、

でも荷物だけはバスに乗って行っちゃって、私は次のバスで行くことになるという、

ある意味想定内の、自分っぽいエピソードに苦笑していたら、

空港に着いてみたら超混んでいて、余裕を持って鳥取を出たはずが

結局、フライトの最終搭乗案内で滑り込みセーフで乗る、ということに。

滑り込みセーフでもなんでも、乗れたのです。

相変わらずドタバタネタはつきませんが、とにかく私は元気です。


日本シーズン2017でおつきあいいただいた皆さま、

今年もドタバタを温かく見守っていただき、本当にありがとうございました。

私はつくづく周りの人に恵まれてるなと思います。感謝を胸に精進します。


さあネパール!インドは2週間後。

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初めて行った鳥取砂丘。想像以上にでっかかった。ぱーんと開けた場所に行くと、

ちまちました東京で育った私は、いつも「広い」というだけで興奮する。
ネパールは海なし国なので、海は来月のゴアまでお預け。


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by shantiriot | 2017-11-16 13:23 | 日々のつぶやきもろもろ

ジャイアン効果について

前回のブログは、自分の鼻ピアスの話をしたのだけど、

ちょっと違う見た目に対する、人々の反応についてもうひとつ。


私は、初対面の人に、ちょっとびっくりされることが多い。

やたらピアスが多いからか、

変わった布とか巻いてたりすることもあるので

私もちょっと変わった人と思われるんだろうな。


ただ、そんなん今に始まったことじゃなく、

もうずーっと長いことこうなのだ。

自分なりの対処法が、あるにはある。


ずいぶん前に、

女性誌の編集長をしている男性のお客さんから教わったもので、


それは、初対面の相手に対して、


「私は、『自分がちょっと変わっている』ということをちゃんとわかってますよ!」

というオーラをかもしだして対応する。


というものだ。

これを聞いたとき、私は間違っていなかった!と膝をたたいた。

それまでなんとなくしてきた事を言語化されたようでうれしかったのだ。


まず、

自分がパッと見はちょっと変わって見られる、というのは、

本当に、特に奇をてらってるわけではないのだけど、

いまさら、もういい加減、あきらめたほうがいい客観的な事実で。


そりゃそうなのだ、いくら最近ちょっとだけ市民権を得てきた(ちょーっとだけね)

と言ったって、牛でもないのに鼻に大きめの輪っかが揺れてるのだ。

だいたいの人はびっくりして、びっくりしてないふりをするのだ。

あたりまえだ。そんなリアクションが不快なら最初っからそんな格好しなけりゃいいのだ。


そこで、「いや、私は自分で自分のことフツーだと思ってるんだけど」

なんて発想は、もはやどうでもいい。

ここは、自分が「まずはちょっとひかれるパッと見」だということを受け入れたうえで、

相手にできるだけ丁寧に丁寧に接する。


そうすると「この人は、見た目よりずいぶんまともだ!」と思ってくれるらしく、

プラスになることが多い。


今 Shanti Riot展開催中のコーツトカフェのオーナー、椿ちゃんにこの話をしたら


「りおさん、それはジャイアン効果ですね!」と言われた。


そうだ、私は、常識も社会性も、まあまあ持ち合わせてるんじゃないかと思うんだけど、

「パッと見がエキセントリックだけど、実はけっこう社会性がある」ということは

「いつもは乱暴なジャイアンが優しいと、普通の人が優しいより、余計優しく見えてしまう」

と同じ効果があるのだ。きっと。


そう考えると、けっこう自分もジャイアン効果に惑わされているんだろうな。

たとえば、タトゥーやドレッドもりだくさんな人はソフトな人が多い、とか。

あ、私が日本の冬に滞在しているインド南部のゴアは、タトゥー率もドレッド率も非常に高いんだけど、なかでも多少の差はあって、ほんとにゴテゴテの人は、話すとソフトで、わりとシャイだったりする。ってのもジャイアン効果もあるんではないだろうか。


と考えると、私けっこうこの見た目で得をしてることもあるんだろうな。


いや、でも、私がもし超普通の見た目でも、

まあまあ普通に社会性あると思ってもらえると

思いますよ。


台風がじわじわ迫る週末ですが、期日前投票をサクッと済ませて

会いに来てください。私は来週の火曜まで谷中のコーツトカフェに入り浸ってる予定です。


その後は、10月28日(土)29日(日)の代々木公園のアースガーデンで、

Shanti Riot 日本シーズン2017(毎回呼び方が変わる)は店じまい。

11月早々にはネパールに旅立つ予定。

旅立てるのか、と毎年書いてますが、ほんとに毎年そう思う。

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菩提樹リング オパール(オーストラリア)シルバー

リング全体が菩提樹の木に見立てられています。

木の幹は、シルバーのワイヤーを一本一本ろう付けして、

木の幹の模様を刻んでいます。
Banyan ring Opal (Australian) silver



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by shantiriot | 2017-10-20 19:32 | 日々のつぶやきもろもろ

みんなちがってみんないい。


私は、鼻の横と下に、それぞれピアスをしています。

ここは日本で、私は鼻に輪っかとかしてるから、

まあしょうがないのだけど、よく二度見される。


今朝、ホームで電車を待っていたら、

血色のいい、ジャージにキャップ、みたいな格好のおじさんが、

言いにくそうに、でも顔をまじまじ覗き込んで聞いてきた。

「えっと、その鼻は、その鼻は、なんなんですか?」

あまりに「超不思議だから聞いちゃった!」という悪気ない感じだったので、

私も、わりと感じよく、

「ピアスですよー」というと


「そうですよね、そうなんですよね、

いや、それは、あの、裸族とかいますよね、ああいうところから来ているんですか?」と

引き続き、「超不思議だから聞いちゃった!」という悪気ない感じで聞くので、


「裸族とひとまとめにしてしまうのは、かなり乱暴だと思うんですが、

特にそういう意識はないですよ」

というと、ちょっと動揺を隠せず、


「そうですか、いや、人に迷惑かけなければ、どんな格好したっていいんだから、

いいんですよ全然、自由でいいんですよ!

でも、いやね、日本にはもともとなかったものだからね、

どうしたんだろう、とか、いや、あの」とかモゴモゴ言ってるので、


「びっくりしたんですよね?」とおじさんを代弁してあげたら


ぱあっと顔が明るくなって


「そう!びっくりしたんです!

でも、いや、どうしてなんだろうと思ってつい聞いちゃったんです、いいんです!

どんな格好してたって!自由で!いいんですよ!」

と、そりゃニコニコして言い訳し続ける。


そこには、「よかった自分の気持ちを代弁してもらえて」という安堵感が感じられたので、


私は「ご理解いただいてありがとうございます(にっこり)」と言って電車に乗った。


さすがに電車に乗ってまで話し続けることもなかったので、

私は振りかえらずにさあーっと奥に行ってしまったけど、

純粋な好奇心から直接、質問されるのは、特に不快ではない。


そんなことを質問されたくないのなら、最初からそんなとこに

輪っかをぶらさげておかなきゃいいのだ。


酔っ払いに、自分の鼻を指差して「牛?」と言われるのは無視だけど、


そうではなくて、好奇心から、人の格好についてわりと丁寧に質問する、

というシチュエーションは、特に東京ではあまりない。


もちろん答えるかどうかは私の勝手で、

あいまいに笑って会釈して通り過ぎることもある。


でも、見て見ぬふりして通り過ぎてクスクス笑われたり、とかわりとあるので、


いや、そんなんが嫌だったらこんな格好しなきゃいいわけで

特にそれで怒ったりとかしないのだけど、だってきりがないしね。


率直に不思議だという感情を表明されるのは、嫌ではないのだ。


特に、子どもが不思議そうに私を指差して

「ママーあの人の鼻なんか付いてる!」とか言うと

親が真っ赤になって「やめなさい!」っと目をそらさせるのは、残念だなあと思う。


一度、エレベーターの中で、

小さい女の子が私を見ながら

「パパー、痛くないのかなー、痛くないのかなー」

と言い続けて、パパが、真っ赤な顔をして、必死に小声で

「痛くないんだよっ!!!(超ヒソヒソ)」と

繰り返してる時があって、

とうとう私は、その女の子の目線に下がって

「痛くないんだよー、ずいぶん長いことこうだから」

と言ったら、女の子は

「へーえ!」と納得した顔をしていた。

パパは、消えてしまいそうなくらい真っ赤になって「すみません!!!」と

うつむいていた。


いいのにね。

いろんな人がいるんだよー

って事を教えるいいチャンスじゃないかと思うんだけどな。


いろんな人がいるから、知らない人に話しかけないほうがいい、

って感じなのは最近特に感じるけど、時と場合によるし、

全部いっしょくたに知らない人だからノーにしなくてもいいんじゃないかと。


私がいるインドもネパールも、あまりにまじまじ真正面から見られるので

うるさいっちゃうるさいんだけど、その人懐っこさがかわいく見える、時もある(人による!)


みんなちがってみんないい。それでいいのだ。


谷中のコーツトカフェでのShanti Riot個展、好評開催中です。24日までね(19日休み)

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ルチルクォーツとグリーントルマリン原石のチャームのペンダント
小さな人が石の上に体育座りしてます(シルバー)

Rutile quartz and green tourmaline crystal pendant (silver)

a small person holding the knees on the stone



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by shantiriot | 2017-10-16 18:53 | 日々のつぶやきもろもろ

なつかしいにもほどがある。

谷中のコーツトカフェでのShanti Riot個展、好評開催中です。

通りすがりのお客さんがジュエリーにつられて入ってきてくださるのがうれしい。


毎年、各地を回って面白い出会いがたくさんあるんだけど、

特に、自分のホームグラウンドの東京では、

びっくりするくらいの懐かしい顔に再会することがある。

この週末は、なんと、

私の保育園の先生がふたりも来てくれた。

ヒロセ先生は、2年ぶりだったけど、その前のブランクが30年はあった方。

オグロ先生は、なんと30数年ぶり。


私の母は保育士で、私が生後3ヶ月の時に仕事復帰した。

私は乳児院を経て、8ヶ月の時から保育園。

保育園に育ててもらったようなものなのだ。


私は、お迎えが来て帰りたくないことはあっても

親がいなくて寂しい記憶は皆無で、保育園は私にとって楽園だった。

たくさん叱られたはずだけど、愛情を持って叱ってくれたんだろうなあ。

それ以上にたくさんたくさん可愛がってもらったんだろう。

人生で一番最初にふれるコミュニティは、とても心地よかった。


母は自分が保育士だったから、保育園への信頼が絶対だったんだろう。

ここまで保育園を前向きに捉えられているのは、やっぱり、母からの

保育園いいでしょ!の刷り込みもあったんだろうね、大成功。

だって私ずっと保育園の先生になりたかったし。


めぐりめぐってジュエリー作る人になったけど

それでも、幸せな子ども時代を送れたのは誰にとっても大きなプラスなのだ。

30数年ぶりに再会したオグロ先生は、もう70代後半で、

もちろん、全然変わらない!とか言えないけど

まだ背筋はぴーんとしていて、山歩きが趣味。

何より、声が昔とかわらない、柔らかくやさしい声で、

私を見て本当にうれしそうだった。

私は先生のあったかーく包み込んでくれるような声が大好きだったのだ。


2人の先生といっしょに写真を撮ろうとしたら、

隣のオグロ先生があまりに小さくて

「先生ちっちゃい!」とおののく私に、

「あなたが大きくなったのよ!」とコロコロ笑った。

そういや昔から小さかったんだったオグロ先生。

にしたって、私が生後8ヶ月の時にお世話になってるんだもん

そりゃ大きくなったわ。

そうなんです、そして私大きくなってからずいぶん経ってるんですよ。


先生たちが来てくれてほんとに嬉しくて

思わず喋りすぎて、気づいたら先生たちの近況をあまり聞けずじまいで

しまったと先生たちが帰ってから思った。


そしたらヒロセ先生から、

「りょうこちゃん(私ね)はいい生き方をしているね、と話して帰りました

~ とても楽しい幸せな時間でした。ありがとう。」

とメールがきた。たぶん私、よっぽど嬉しそうだったんだろうな。


こういう仕事しててよかったな。

なつかしい人たちが会いにきてくれる。

おかげさまで楽しく生きてます。

先生たち、来年も元気で会えますように。


母が保育士だったおかげで、自分の保育園の先生とまだつながっていられることに感謝。

おそるべし保母さんネットワーク。(わかっちゃいるけど保母さんって言いたくなる時ある)


ありがとう。


あ、選挙割やります!

意図せずしてShanti Riot個展が選挙期間と丸かぶり。

なんと、投票絶対行くよ!行ってきたよ!の自己申告(!)でお買い上げから500円OFF。

棄権とか白票とかしてる場合じゃないよ。個展は24日まで(19日木曜休み)レッツゴー一票。

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ラピスラズリとピンクトルマリンのリング。シルバー 

ラピスラズリが、合掌してる小さい人の羽になってるナマステバタフライシリーズ。

Lapis lazuli and Pink tourmaline namaste butterfly ring (silver)



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by shantiriot | 2017-10-12 18:14 | 日々のつぶやきもろもろ

美しいものが美しい(松本民芸館)

先週は、長野・松本のカフェ山辺ボッサで Shanti Riot展。
ちなみに今は兵庫・尼崎のCosmic Love Bazar で開催中ですが、
松本民芸館が素晴らしかったので遅ればせながらレポート。

山辺ボッサは、去年まで東京で谷中ボッサだったのが、
去年、松本に引っ越して、カフェ山辺ボッサになりました。
松本民芸館が好きすぎて、超近所に越してきたというくらいの、
ボッサいち推しの松本民芸館。

行かないわけには行かないので、展示中カフェの開店前に行ってきた。
なにせヤマベボッサから200メートルしか離れていないのだ。
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こんな空を見ながら2分歩くとすぐ着いた。
佇まいも、森をそのまま庭にしたみたいで素晴らしい。
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松本民芸館は、故丸山太郎氏が「民芸をみるたしかな目」で優れた民芸品を蒐集され、昭和37年(1962)に独力で創館しました。「無名の職人たちの手仕事で日常品」であるものに美をみる民芸の心が、丸山の「美しいものが美しい」という書によく表れています。ホームページ より抜粋)

古い日本家屋がまるごと民芸館になっている。
日本各地の焼き物の壺が並んでいる前に、
私が行っている、インド・ラジャスタン州の
一畳くらいある刺繍のタペストリーがかかっていたりして、
そして、説明はほとんどない。「美しいものが美しい」つまり、まんまを感じてください、ということらしい。
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アフガ二スタンのすごい緻密な刺繍の上着があるかと思えば
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タンスの上に木彫りのだるま。
そんでこのだるまがすっごいいい顔をしていて、特にだるま好きでもないんだけど、ついまじまじ見たくなる。
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かと思えば

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これ、キャプションは、「版画 インド」のみ。

インドのヒンズー教徒の「第三の母」と呼ばれる、かの有名なカーリー神ですよっ!

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インドの鍵。鶏肋集という冊子に説明が載っている。

丸山太郎氏、絵手紙が大好きだったそうで、この冊子もとても趣深い。

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鍵好きです。これは韓国のもの。

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窓からの眺めもいちいち立ち止まりたくなる。

私のかたよったセレクションでは語れない、盛りだくさんの松本民芸館。

手仕事の丁寧な感じを見るのには、たっぷり2時間かかりました。時間が許せばもっといられたなあ。

季節ごとに常設展も入れ替えしてるんだって。次回が楽しみ。

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丸山太郎氏の絵。


そして今週は、嵐とともに関西入りして

尼崎のCosmic Love Bazar で8月15日(火)まで Shanti Riot 展です。

あめちゃんみたいやーって今年も褒めていただけてうれしいです。

最初に言われた時に、ほんとに言うんだ!と感動した東京人。


Shanti Riot日本ツアー 2017年8月
8月8日(火)〜15日(火)兵庫・尼崎 コスミックラブバザール
8月19日(土)20日(日)三重・亀山 月の庭 「魔女の市」
8月23日(水)〜30日(水)高知・光の種
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タンザナイト原石・レインボーンムーンストーンに鳥のリング シルバー









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by shantiriot | 2017-08-09 14:52 | 日々のつぶやきもろもろ

どこに住んでるんですか

「どこに住んでるんですか」と聞かれると、
「今はここに住んでます」しか言いようがない。

だいたい半年はインド、1、2ヶ月ネパール、あとはタイを通ったり通らなかったりで、
日本には夏と秋だけ帰ってきています。
ざっくり言うと、私の一年のサイクルはこんな感じ。

だから、てっきり旅人なんだと思われるんだけど、
実は、私は、多くの人に思われているほど旅人ではなく、
インドもネパールも、毎回同じ場所に帰ってきているので、そこそこ荷物も各地にキープしてあり、
インドでは一番長くいるゴアでは、一応家もキープしてあるし、そうじゃなくても決まった宿に泊まってる。

要するに、マーキングしているところを数ヶ月のスパンでまわっている、のだ。
「ただいま」ができて「おかえり」を言ってもらえる場所がそこここにある。
それはそれで楽ちんなので、そこに全然文句はない。

ただそれほど「旅人感」がないのだ。
旅を続ける口実のためにジュエリー作り始めたようなもんなのに、
たまに、新しい場所にいくワクワクと緊張感が恋しくなることもある。

だからここ数年、東京以外の日本各地を、ジュエリー担いで転々とするのが
旅人感を刺激されてすごい楽しい。
数年続けて同じ場所に行っていても、
なんせ一年に数日だけなので、旅気分のまんまでいられるのだ。

一年に数日の私の訪問を皆さん各地ですごい歓迎してくれるので、
旅人感を楽しみつつ、「ただいま」「おかえり」の関係になれるのが、
おいしいとこどりをしているみたいでありがたい。

「移動が多くて疲れませんか」と聞かれることもたまにあるんだけど、
そこは、たぶん、性分が旅人なんだな。
行く先々で歓迎してくれる人たちの、食や就寝時間や、
その他の生活スタイルに合わせるのは全く苦ではない。
違った寝床はむしろ楽しい。
そして楽しい日々と人々に後ろ髪をひかれつつ、
次の地に出発したとたん、もうワクワクしてくる。

郷に入れば郷に従え、が若い時より受け入れられるようになってきたのかな、
私も大人になったなあ、と一人うなづいてたんだけど、

よく考えたら、
だいたい、自分が合わせるのが苦にならない人しか、周りにいないのだった。
従える郷、にしか行ってないのであった。
そういうスタイルを、自分で選んできて今があるんだった。

昔より柔軟性がでてきた、のではなく、こんな私を面白がってくれる人しか周りにいなくなってるんだった。
大人になるって、それも含めて好きな道を自分で選べるようになるってことで。
大人になってからずいぶん経ちますけどね、ふとそれに気づいたら、ありがたいなあ、と思う。

そういうわけで今は長野・松本の山辺ボッサに来ています。
8月5日(土)までShanti Riot ジュエリー展開催中。
10年近く東京の個展で毎年お世話になったカフェ、谷中ボッサが
去年松本に引っ越して山辺ボッサになりました。
新しい土地のワクワクがありつつ、気心知れたボッサファミリーとの日々は
初めて来たのに「ただいま」が言えるのって、おいしいとこどりの旅だよね。
早寝早起きのボッサに合わせて、今日は朝5時起きでヨガとかしてみた!やればできる自分に感動!

来週からは兵庫・尼崎に行くよ!
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ラブラドライト原石 アンモナイト トップはトルマリン原石 シルバーペンダント
本物のアンモナイトで型どりをした、シルバーのアンモナイトが付いてます。リバーシブル。 







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by shantiriot | 2017-08-03 10:22 | 日々のつぶやきもろもろ

なっちゃんの魔法


伊豆下田のビーチから走って1分のスムージー屋さん、

Happy BuddhaでのShanti Riotジュエリー展、

今年も好評のうちに幕を閉じました。

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Happy Buddhaのなっちゃんは魔法を使う。

なっちゃんの作るスムージーが運ばれてくると

10人中10人が感嘆の声をあげる。

口をつけるのがもったいないくらい

どこから見ても写真映えするルックスの良さなのだ。

そんで、もったいないけど口をつけると、

やっぱり10人中10人が感嘆の声をあげる。


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ヘルシー志向のうんちくをすっ飛ばして、単に

目が覚めるくらいのハイクオリティのスムージーなのだ。


ローフードは、食材を生のまま、または48度以下で調理することで

野菜や果物の酵素をこわすことなく体のすみずみに届ける、という考え方。

スムージーも要するにこのコンセプトに沿っているんだけど、

説明されるよりも、一口めで体がシャキーンとするのです。

カフェインとは確実にちがう、シャキーン。くせになる。


疲れている時は特に甘いものが体にしみるでしょ。

その、しみじみと、じわじわとくる甘味が

フルーツやナッツからの自然の甘さ。砂糖からくる

舌にしっかり残る甘さとは対照的な、

やさしくいたわるような甘さなんである。


そんななっちゃんの作るロースイーツも、

ローフードの概念の説明を置いておいて、

単にレベルの高いスイーツなのがすごい。


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なっちゃんは「星読み」でもあるので

星回りに沿った、その時々の星座のパワーをとりこんだ

スイーツを作ったりする。何度も言うけど、まずなにより美味しいので

その上、星のパワーをとりこみました、とか言われると

もうそれだけで得した気分になる。

チャクラの色に呼応したスイーツとか、なっちゃんの感性はとどまるところを知りません。

もうこのまま狭く深く進化してほしい。

うっとりする美しいビジュアル満載のインスタはこちらから


ロースイーツは、チルド便で全国発送も承ってますが、

8月は、下田のビーチから1分走ってスムージーとロースイーツを求めてやってくるお客さんで手一杯。

9月になったらオーダーオッケーだそうです。

なっちゃんの魔法にかかってみたい方はぜひ覚えておいてね。

そんなに待てないあなた、下田の入田浜は沖縄にも負けないよ。遠出する価値ありです。

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私もなっちゃんマジックでシャキーンとしたいところですが、

今日から高尾のToumai&Amahina でShanti Riot展。

高尾の隠れ家みたいなレストランに併設された小さなセレクトショップ。

7月26日来週木曜日まで。月曜はおやすみですが、他は毎日私もいます。毎夏恒例で入り浸ってます。
ついつい時間を忘れる感じはここもおんなじね。

海から山へ。こんなにビーチを推しておいてなんですが、

山もやっぱりいいよ!がんばって朝高尾登山とかしちゃおうかしら。

Shanti Riot 日本の夏、はじまってます。



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by shantiriot | 2017-07-20 13:33 | 日々のつぶやきもろもろ

鈍感力

ただいま、8ヶ月ぶりの日本。

帰ってきた次の日の夜、駅から家への帰り道、
バッグの中の電話をとろうとして路上で立ち止まった私に、
通りかかった30代半ばくらいのサラリーマンぽい男の人が
「どけよっ!」
と吐き捨てるようにつぶやいて通り過ぎた。

そりゃちょっとは傷ついたよ。
でも、私のことを知らない人に
一方的な言いがかりをつけられて、
しかも次の瞬間去っていった、
つまり、もう関わらなくていいので、
まあ、傷は浅い。

でも、それよりびっくりしてしまって、
「だいじょうぶかなあーこの人こんなにピリピリしてて」
という思いのほうが強かった。

インドとか、ネパールとか、
基本的におおらかすぎるくらいおおらかな国で暮らしてるので、
道に立ち止まっていても、何しているか聞かれることはあっても
どけと罵倒されることなどまずない。

だから余計、日本に帰ってくると、
人のキツさを感じてしまうのかなあ

と思って
次の日会った、インドもネパールも知ってる日本人の友達に話してみた。

「日本に帰ってくる度に、
知らない人たちが、どんどん殺伐としてきている気がするんだけど、
気のせいかなあ」

「いや、私もそう思う!ピリピリしてる!」

そうなんだあ。
ただでさえ殺伐としたニュースばっかりなのに
身近のこんな小さいことにピリピリしてたら
ピリピリがいくらあっても足りないよね!

考えてみたら
インドやネパールの、込み込みバスや電車(ネパールには電車はないけど)
の乗降時のぎゅうぎゅうぶりは、
東京の満員電車顔負けになることがある。

大きく違うのは、
「誰も怒ってない」
ことだ。
平気でみんなぎゅうぎゅう押してくるので押し返す。
「こういうもんだ」と思ってるから腹も立たないのだ。
座ってるとあたりまえのように小さい子どもが膝に乗せられる。
子どももそういうもんだと思ってるので
あたりまえのように、膝に乗せられた瞬間寝ちゃったりする。

友達曰く
「自分にも他人にも甘いからね、ある意味鈍感なんだよね。
そうそう、鈍感力!」

鈍感力。
どんかんりょく。

インドでもネパールでも、特に仕事してると、
日本的な「ふつーこのくらいはわかってくれてるだろう」
というのが全く通じていなくって、
この鈍感力に、ムカつくことも多々あるのだけど、
ある意味鈍感力があるからこそ、まわっている社会でもあるのだ。

敏感力は、困ってそうな人や動物とか、理不尽なシステムとか
あほな政治家とか、そういうとこに使えたらいいなと思うのだ。

鈍感力と敏感力のバランスをつけたい。自戒もこめて。

あの夜悪態をついた兄ちゃん、せめて帰ったら家族には優しくあってほしいなあ。

※7月1日2日の土日は、代々木公園のアースガーデンに出店しまーす。

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ネパールの首都・カトマンズの
朝からしっかり食べたい時の、典型的なローカル朝ごはん。
シェル(米粉で作ったもちもちのドーナツ。うっすら甘い)と
ひよこ豆のカレー(さらっとしている)と
チャイ(ミルクティー。ネパールは基本的にはスパイスなしが多い)



















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by shantiriot | 2017-06-26 12:16 | 日々のつぶやきもろもろ

RIO :天然石とシルバーの一点もの中心のジュエリーブランドShanti Riotのデザイナー。インドネパールを中心に旅しつつ制作しつつ、まったりとエキサイティングな日々を送っています。Home is where your heart is.
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