行き先はSHANTI
2021-03-02T14:13:42+09:00
shantiriot
RIO :天然石とシルバーの一点もの中心のジュエリーブランドShanti Riotのデザイナー。インドネパールを中心に旅しつつ制作しつつ、まったりとエキサイティングな日々を送っています。Home is where your heart is.
Excite Blog
あっさり年越し2021日本。今年もよろしくお願いします。
http://shantiriot.exblog.jp/28385318/
2021-01-05T23:25:00+09:00
2021-03-02T14:03:01+09:00
2021-01-05T23:25:23+09:00
shantiriot
日々のつぶやきもろもろ
※Shanti Riot ブログ引っ越しました!
オンラインショップもいっしょです。
これからは→コチラでよろしくです。
遅ればせながら2021年明けましたね。新年のご挨拶申し上げます。
15年ぶりの日本での年越しはあっさりと過ぎた。
ここ数年、正月と花見シーズンだけ日本が恋しかった。その時だけどこでもドアを妄想する。年越しそばとゆく年くる年と夜中の初詣。実は、そんな日本らしい正月を最後におくったのはいつだったか思い出せない。日本に住んでいた時も、年越しはパーティに繰り出すのがいつものことだった。
もう具体的に思い出せないしそれが本当に楽しかったかどうかも自信がない妄想の中の「日本の正月」が南インドのゴアのいつもの私の生活とあまりにかけ離れていたので余計ノスタルジーを感じていたんだなきっと。
15年ぶりの日本での年越しは、どちらにしろ夜な夜な繰り出すオプションはないので15年どころかたぶん25年ぶりくらいに実家で年越しそばを作って成り行きで紅白の前に座ることになってしまった。紅白の感動ボタンが全くない自分に愕然とするけどゆく年くる年にしみじみする。
そういえば、神社仏閣って、修復はしても基本的に「模様替え」ってない訳でいつでも同じ顔で迎えてくれるのがいいところな訳だから何十年ぶりであろうと変わらない、ので日本各地の神社仏閣から中継するゆく年くる年も、変わってない感があるのだ。だから素直に懐かしがれるんだなきっと。近所の川から初日の出が見られた。こっちもすっかりご無沙汰だった。ただいま日本の正月。たまにはいいかな。今年くらいでいいかな。たくさん食べて、たくさん飲んでそろそろ通常モード。通常ってなんだだいたい!まだ、ネパールにもインドにも戻れそうにありません。こんな時期だししばらく籠もってオンライン関係をがんばります。遅々として進まずだけど、今やらない理由がない。よし。ウェブサイトはじめました。オンライン販売してます。www.shantiriot.com
健康は宝。去年も今年もこれからもこれに尽きる。みんな元気で。今年もよろしくお願いします。
丑。まさかの年女です。ああ、I miss牛たち。仔牛シーズンは母牛が厳しい顔をしている。
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ウェブサイトできました
http://shantiriot.exblog.jp/28369830/
2020-12-25T12:00:00+09:00
2021-03-02T14:13:42+09:00
2020-12-25T12:00:17+09:00
shantiriot
Shanti Riotジュエリー関連
ウェブサイトといっしょです。
これからは→コチラでよろしくです。
しつこいですが、日本での年越しはもちろん、本格的な冬も15年ぶりです。
冬物を持っていない私をかわいそうに思ってくれる奇特な方々が
割といらしてですね、いろいろ譲っていただいて
ぼちぼち暖かく過ごしております。
日本はネパールと違って建物の気密性がいいし
そもそも東京はカトマンズより全然気温は高いもんね。
寒いけど、私がいつもいるカトマンズの11月もこんなもん、だと思う。
しかし、今の時点でこんなに着膨れしてどうしよう。
こんな寒さ序の口で、まだまだこれからだよ
と脅されると、東京生まれ東京育ちのくせに、ビビる。
どうしても化繊の下着が苦手で、そうするとどうしてもかさばっちゃう。
やったらぐるぐる巻きにして、そしてマスク。
そして世の人々は、冬バージョンの私に慣れていないので
ぐるぐる巻きの私を見て一瞬誰だかわからないんだそうだ。
しょうがない。自分でも原型がよくわからなくなることがある。
こんな寒い日本に私がいるなんて
やっぱり違和感が抜けないのだけど
籠もって仕事するのに今やらなくていつやるよ!
というわけで、とうとうウェブサイト作りました。
オンラインショップも始めました。
www.shantiriot.com
今年の春に、インド滞在中のロックダウンをきっかけに
一念発起してみたのだけど
「未経験のあなたもすぐにできる、もうできたよウェブサイト!」
のはずが、時間がかかる割にはなかなかうまく行かず
わからなくなった時の解決方法をぐぐるのに一日かかって
結果、二分で解決できたり、できなかったり。
だんだん、自分が
自分の尻尾を自分で追いかけ続ける猫(でも虎でもなんでもいい)
みたいなエンドレスループ状態になってきて
一度すっぱり全部「なかったこと」にして仕切り直すことに。
そうこうしているうちに時間だけが過ぎ、
オンラインショップ用に写真を撮ったジュエリーも
どんどんお買い上げいただいたりして(ありがとうございます)
更なる写真撮影が必要になり
初めての一眼レフカメラを優しい友達が貸してくれる。
紆余曲折というにはきっとおこがましい
初歩的な問題にジタバタし、今もジタバタ中だけど。
なんとかスタートしました。
12月22日は、200年続いた土の時代が終わり
風の時代だそうで。独立とか、組織に属さない個、とか、
この辺はもう時代先取りしてるじゃん!とか勝手に自分を励ます。
そんでもって目に見えないものに重きがおかれる、というのもキーワードだそうで。
じゃオンライン!ということで、この日にオープンしました。
紆余曲折とかいう割には
もうほんとにシンプルなもので
あれもやりたいこれもやりたいけど、
それ全部実現を待ってたら一生ウェブサイトがないままになりそうなので
ツッコミどころ満載のまま、走り出すことにしました。
オンラインショップの商品はこれから徐々に
盛り上げていく予定です。ほんとです。
ブログまだ引越しできていません。
諸々大目に見てくださいませ。
今後とも精進します。よろしくお願いします。
あ、オープン記念でとりあえず送料サービスです(ポスト投函・追跡可能)
そんでクリスマスですね。
私は申し訳ないほどクリスマスで上がらないのだけど
クリスマス気分で盛り上がる方達は
盛り上がれる環境であって欲しいなあ
といつも思います。
私は元気です。クリスマス、という訳ではないけど
サイト作りを頑張った自分に
ご褒美にいいヨガマット買いました。
健康は宝。皆さんもお元気で。
ピンクトルマリンと小さなひとのリング(シルバー)ピンクトルマリンの原石を、そのままの形を生かして一面だけ研磨しました。石の上に、膝を抱えた小さな人が座っています。光に当たるとトルマリンの中に小さなレインボーが光ります
www.shantiriot.com
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15年ぶりのほんとの冬。11月出店の続き(日本にいます)
http://shantiriot.exblog.jp/28293652/
2020-11-09T23:43:00+09:00
2020-11-09T23:49:59+09:00
2020-11-09T23:43:39+09:00
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Shanti Riotジュエリー関連
そんなことは関係なく、今年は容赦無く、私も日本の冬に突入しそうだ。
たぶん、ホントの冬は、15年ぶりくらい。
いつもの年なら、今頃ネパールのカトマンズで到着している頃。
寒さが本格化する前に「また来年の夏ね!」と旅立ち続けて15年。私にとって「本気の冬」は、ネパール・カトマンズの11月の2週間だった。ヒマラヤ山脈に囲まれたネパール人にとっては、標高1300mのカトマンズ盆地は割とおだやかな気候で、実際雪が降ることはほとんどない。11月の最初の2週間なんて、まだまだ序の口。たぶん東京と同じくらいの寒さだけどそこはヒマラヤの一部だけあって、朝と夜は冷える。建物の断熱がよろしくないので余計底冷えする。
カトマンズ地元の友達には、私はいつもぐるぐる巻きに防寒しているので笑われる。それでも、11月のカトマンズの2週間が私にとっての本気の冬なのだ。冬と言ったらそこなのだ。カトマンズの後にいくインド北部のジャイプールも寒いっちゃ寒いけど、カトマンズほどじゃないのだ。
だからそこに全力を注ぐ。暖かグッズは各種ネパールにキープしてある。数少ない暖かグッズをかき集めて冬に備えようと思ったら、一番暖かいショールをインドに忘れてきてしまったことについ数日前に気づいた。ショック。
コロナのせいで、インドにもネパールにも帰れる見通しが立っていない。こればかりはどんなにジタバタしようとも自助努力ではどうともならないので
年越しは日本でする覚悟を決めた。私なんかが覚悟を決めようが決めまいが、そうするしかないみたい。
今年も大好きな松本のヤマベボッサでジュエリー展を開催できてうれしい限り。無事終了しました。またまた今年も盛り上げてくれた皆さんありがとうございました。初めての松本の秋、というか立冬ね、朝と夜の冷え込みは容赦無く持っている暖かグッズを総動員でどんどん着膨れしていく私。でもこれは冬の序の口らしくそこも含めて11月のカトマンズを思い出す。
ベランダから見える北アルプスが美しくてネパールに行けずに切ない気持ちになっていたのが
ちょっと救われる。
ジュエリー展後ボッサファミリーと長野の紅葉を愛でに行く。今の時期はいつもならネパール。紅葉とかもう、10年以上ご無沙汰だったのであまりの美しさに口あんぐり。「松本の寒さもこのためと思えば
なんてことない」などと思う。温泉でポカポカだったからね、なんとでも言える。
鹿教湯温泉(かけゆ温泉)
ヤマベボッサから歩いて2分の松本民藝館。手入れしすぎてない庭がいい。
そして松本から静岡の富士へ。
ほぼずっっっっと紅葉を愛でつつ移動という贅沢な列車の旅。
明日から静岡・富士のカフェ・ラウンドアバウト(Majiyacci)でジュエリー展。毎年やっているマルシェ・蜃気楼が、今年はできたばかりのカフェで開催。ヨーロッパのインポートものセレクトショップ Majiyacci (マジヤッチ)
に併設の朝からカレーが食べられるカフェ。
✴︎11月のShanti Riot予定 (の続き)
11月10日(火)〜14日(土)静岡・富士市 カフェ・ラウンドアバウト11月20日(金)~23日(月・祝)神奈川県川崎市・溝の口 アヤハビラ
11月28日(土)東京・大森 圓能寺 えんにち 10時〜17時(予定)
年内の出店はここまでかも。その後は諸々未定で、とりあえずは日本での年越しになりそうだけどここは本腰を据えて、今できることに取組むつもり。来れ、日本の冬(あでもやっぱりそんなに積極的に立ち向かえない)
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アースガーデン秋からの松本からの富士!どうやらまだ日本。
http://shantiriot.exblog.jp/28280176/
2020-10-29T22:43:00+09:00
2020-10-29T22:57:30+09:00
2020-10-29T22:43:42+09:00
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Shanti Riotジュエリー関連
野外!マーケット!毎年の恒例行事がこんなにありがたいなんて!できる限りの感染対策をして臨みます。原宿駅から来ると入ってすぐのところ(地図43)。着物生地から小物やお洋服を作る「かなめ屋」のちかちゃんと共同出店です。会いに来てー!
そのあとは
✴︎11月5日(木)6日(金)7日(土)長野・松本 ヤマベボッサ✴︎11月10日(火)~15日(土)静岡・富士 カフェ Roundabout (セレクトショップ Majiyacci 併設)
今年はおなじみの場所に行けずにいるので
松本も富士も、やっと今年もまた行けるのがしみじみ今からうれしい。今年はおなじみの場所に行けずにいるので
松本も富士も、やっと今年もまた行けるのがしみじみ今からうれしい。
今からうれしい、と言ったけどいつもはすっかり日本出発モードになってるのが普通だけど、今年は、いるのだ。何度も言いますが、15年ぶりの本格的な冬。怯えております。コロナも日本の冬も、お手柔らかにー。ガネーシャヒマール水晶と貝のペンダント。右上についているのはシルバーの貝。
材質はシルバーですが、形は巻貝そのまま。
天然の水晶のくぼみにぴったり納まって石を支えています。アクセントはネパール産のブルーカイアナイト。
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東京・谷中Shanti Riot 展 日程変更のお知らせ アースガーデン秋開催10月31日(土)1日(日)
http://shantiriot.exblog.jp/28254836/
2020-10-06T12:34:00+09:00
2020-10-06T23:06:09+09:00
2020-10-06T12:34:10+09:00
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Shanti Riotジュエリー関連
前回のブログで、今年は10月恒例のアースガーデン秋もないので延々10月はコーツトカフェにいます!とか言ってしまったのが
なんと!
やるんだってアースガーデン秋!
いつもの代々木公園で!ここだけの話、10月は難しいかもという話だったのが、急遽開催が可能になったため、谷中・コーツトカフェでのジュエリー展の日程とかぶってしまうことに。で、なんとかコーツトカフェの日程をずらして、アースガーデン秋も出店させてもらう方向で行こうかと。全部のせ!
✴︎そういうわけでコーツトカフェのShanti Riot展は10月28日(水)が最終日に変更になりました。その日はカフェがお休みです。ジュエリー販売のみ(15時〜19時)になりますのでご注意ください。
もちろん私はずっといます。
︎アースガーデン秋
日時:10/31(土)11/1(日) 10~19時半
*出店は17時まで<時間はすべて予定、雨天開催>
会場:代々木公園 イベント広場、ケヤキ並木(東京都渋谷区)
なんとアースガーデン秋、急遽開催が決定です。
これ以上ない風通しのいい代々木公園にぜひお越しください。
晴れますように!
︎Shanti Riot ジュエリー展
コーツトカフェ
10月2日(金)〜28日(水)
月・火 12:00〜21:30
水 15:00 〜19:00 (カフェ休み・飲食なしでジュエリー販売のみ)
木 定休日
金 14:00 〜21:30
土・日 12:00 〜18:00
営業時間がバラバラですが、チェックしてお越しくださいませー。
※個展最終日28日(水)はカフェがお休みです。
ジュエリー販売のみ(15時〜19時)になりますのでご注意ください。
11月の出店は11月5.6.7に長野・松本のヤマベボッサ
中旬に静岡・富士のセレクトショップ maji yacci を予定しています。
今年は、コロナの影響で日本への帰国が大幅に遅れてしまいました。
そして、インドにもネパールにも戻る予定がたてられません。
こればかりは自分の力ではどうにもならず。
15年ぶりの日本の冬来るか。まだ諸々未定です。
とりあえず冬着るものをどうにかしなきゃ。
アメジストの原石にてんとう虫がのっているリング。チャームに揺れているのはトルマリン。
グリーンとピンクがひとつの結晶に入っている、ウォーターメロントルマリンと呼ばれるタイプ。
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10月はほぼいつでも谷中にどうぞ。大森圓能寺えんにちも行くよ(9月28日)
http://shantiriot.exblog.jp/28244336/
2020-09-26T23:19:00+09:00
2020-09-26T23:25:00+09:00
2020-09-26T23:19:56+09:00
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Shanti Riotジュエリー関連
選手の努力が報われなくて残念とかどんなに言われようとも、暑さにやられてバタバタ倒れて死んじゃうのは一人や二人じゃなかっただろうなあ。
下田のHappy buddhaと、横須賀・野ざらし荘でのジュエリー展を終えて東京に帰ってきたらすっかり秋になっていた。
この感じは、例年の10月の個展後半の感じだ。1ヶ月早いよ。このままこの調子で寒くなっちゃったらどうしよう。
インドもネパールも実質的な鎖国状態。いつもの調子で11月に、「また来年!」とネパールへと旅立つことがどうやら難しそうなのだ。もしや、15年ぶりの日本の冬、を経験してしまうのだろうか。日本の冬も何も、私の「冬本番」は11月のネパールの2週間が全てなのだ。だから一番のあったかグッズはあっちに置きっぱなのだ。
1年を通して靴さえあまり履かない生活をしている。夏物は山ほど持ってるけど、冬仕様のグッズがやたらと少ない。
そんなわけでこのまま秋本番に突入しちゃったら、10月は、いつもよりさらに、布を多めにぐるぐる巻いてる人になってると思うけど
そんな感じで、10月は谷中・コーツトカフェでお待ちしています。長い!10月めいっぱいコーツトです。今年は残念ながら、10月末の代々木公園のアースガーデン秋がないのです。コロナめ。その代わりに、居心地のいいカフェで延々だらだらすることにしたよ。
今年はコーツトカフェの営業時間が変動しています。お手数ですが確認してお越しください。基本的にいつもいりびたってます。土日は確実にいりびたってます。水曜は販売のみでカフェ営業はありませんのでご注意ください。あ、だから水曜も確実に私いりびたってます。3名以下でおこしください。
2020年10月2日(金)〜31日(土)東京谷中 コーツトカフェ月火 12:00〜21:30水 15:00〜19:00(定休日につき飲食なし・販売のみ)金 14:00〜21:30土日 12:00〜18:00(木曜休み)
そして、9月28日(月)は東京・大森の圓能寺にてえんにちに出店。
10時から18時まで。ドネーションヨガも、仏師の教える彫刻ワークショップもあるよ。
11時から護摩焚きもあるよ。平日なのに盛りだくさん。
そもそも、護摩焚きもあるよというか、毎月28日が護摩焚きなので、えんにち、なのだ。
何曜日であろうと。ブレない。今月は私も護摩札を焚いてもらおう。
護摩焚き、気持ちが静かになる。
圓能寺もコーツトカフェも、風通しよくしてお待ちしております。
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そこに海があるというだけで(下田行くよ)
http://shantiriot.exblog.jp/28225491/
2020-09-09T17:37:00+09:00
2020-09-09T17:46:14+09:00
2020-09-09T17:37:31+09:00
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Shanti Riotジュエリー関連
そして、来週は、横須賀の野ざらし荘です。18日(金)~22日(火)まで19日はライブもあるよ!友達の中ムラサトコちゃんが、偶然(!!)わざわざ愛媛からやってきます。横手ありさちゃんと、噂の縄文姉妹ユニットで登場!今から興奮。
これから伺う下田の海は、まだまだいけるみたいで今から待ちきれない。足を浸すだけでもいい。
海が近くにある、ということを知っているだけで気持ちが落ち着く、ということがあるんだな。ということを実感した今年。
新型コロナウィルスの影響で南インドのゴアに、予想外に長く滞在することになってそこからいきなり東京に帰ってきたギャップは想像どおり、そこそこ大きかった。
人が一気に減ったゴアは、あっという間に廃れた漁村みたいになっちゃってモンスーンが始まるとジャングルはどんどん緑が濃くなっていった。
バイクで10分もすればもうそこは海、というところに住んでいた。ロックダウン中は海にも行けなくて長い長い(2ヶ月半)ロックダウンが終わって海までいけるようになっても雨季真っ盛りでビーチ日和どころじゃなかった。それでも、そこに海がある、と思うだけで平穏な心をもらっていたんだなと
コンクリートジャングルの東京に戻ってきてから改めて思った。
そうだ、星の王子様も、薔薇に言ってたよね!どこかの星に君がいるということを考えるだけで幸せな気持ちになれるって!(確かそんなん)
そういうことか!
それもこれも、
私は、
津波にあって家をなくしたとか死にそうな思いをしたとかそこまで行かなくても必死の思いで家を守らなければいけなかったとか避難しなきゃいけなかった、
とかないから言ってられるのだ。
王子様だって、薔薇が元気なのだ、と思えるからこそ、薔薇のことを考えると幸せになれるのだ。
経験値がない故の単純な幸せ。
この前の台風で大事に至らなくてよかった下田。台風10号で被害にあわれた方々にお見舞い申し上げます。
ありがたく、堪能してきます日本の海。お会いできたらうれしいです。でもこんな時期なのでご無理のない範囲でね。でもお会いできたら(ここから延々ループになるので以下省略)
濃いピンクの石はトルマリン。トルマリンの結晶を輪切りにして表面だけ研磨したもの。トルマリンは六角柱に結晶化するものが多く、断面から、変形した六角形が見られます。トルマリンにてんとう虫がとまっています。アクセントに添えられた緑の石もトルマリン。トルマリンは何色でも可能なのだ。えらい。]]>
「今宵、縄文姉妹なり。 中ムラサトコ×横手ありさLive」横須賀・野ざらし荘9月19日(土)
http://shantiriot.exblog.jp/28221612/
2020-09-05T20:13:00+09:00
2020-09-05T20:22:42+09:00
2020-09-05T20:13:40+09:00
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Shanti Riotジュエリー関連
で、その影響で、というか下田のイベントをずらすために
もともとは来週に決まっていた横須賀のShanti Riot展を
1週間ずらせないかと、横須賀・野ざらし荘のななちゃんに相談する。
ななちゃん、
「その週の野ざらし荘は、19日の土曜がライブなんだよねー大丈夫かしら」
この時期である。ぎゅうぎゅうでもOKという訳には行かない。
なんとかならないかなあ、と無理くり、
土曜のジュエリー展は早めに終わらせることで、Shanti Riot展も
9月の四連休に合わせて開催することに急遽決定。
野ざらし荘でのジュエリー展の日程変更をお知らせしたら、
「りおちゃん、その日は私が歌いに行くよー!」とのコメントが!
なんと、そのライブは、
敬愛する友人のミュージシャン、中ムラサトコだということが判明!
中ムラサトコの音楽は、
子どもの頃、ひたすらぐるぐる回っているだけで楽しかった、
みたいな、懐かしくも照れくさい記憶を呼び起こしてくれる。
ボイス・パフォーマーという言葉がぴったりの
素晴らしいミュージシャンで、私大好きなのだ。
しかも、前から気になっていた、縄文姉妹ユニットでのライブ!
もうひとりの歌い手、横手ありさちゃんは私は面識ないのだけど
縄文姉妹なのだから、間違いなく良い(断言)
サトちゃんは愛媛在住で、去年愛媛にジュエリー展で伺った時は会えたのだけど
今年はなかなか東京から遠くに行きにくく、会えないかなあ
と思っていた矢先だったので、俄然上がる。
19日土曜は、
私のジュエリー展は、ライブとの関係で、15時まで。
ライブは、18時から。(17時開場)
Shanti Riot展にお越しの方、15時まで
ジュエリーを愛でていただいて、
それからよかったら一緒に(一緒じゃなくても)
散歩でもして、それからそれから
今度はいっしょに、超風通しのいい野ざらし荘で
Enjoy 縄文姉妹!なんて贅沢!
もう今からドッキ土器〜!!!!!
こんな時期です。超ぎゅうぎゅうにできません。
◯人数の把握のため、できるだけご予約をお願いします。お電話かメッセージ、コメントいただけたらと思います。メールの方は氏名、人数、連絡先をご記入ください。nanakosedo✴︎gmail.com (✴︎を@にしてね)
⭐️「今宵、縄文姉妹なり。
中ムラサトコ×横手ありさLive」
天真爛漫自由自在の歌声と笑顔。自作太鼓を叩き鳴らし、どしん、ばば〜んと構える歌い手、中ムラサトコ。
天使のような歌声、老婆のような優しく深い響き、天性の歌声とおおらかさで包み込む歌い手、横手ありさ。
気がつけばアニミズム、勝手自然なるままに混じり合う奇跡。大人も子どもも魂トリップ、あっちゅうまに縄文に!
ドッキ土器〜!!!!!
野ざらし荘のお食事と自家製ドリンクもご用意しています。
:::
日時|2020年9月19日(土)
17:00〜オープン
18:00〜スタート
チャージ|2000円
子どもは無料
場所| cafegallery 野ざらし荘(横須賀市坂本)
野ざらし荘 FBページ
イベントページ
◯人数の把握のため、できるだけご予約をお願いします。
お電話かメッセージ、コメントいただけたらと思います。メールの方は氏名、人数、連絡先をご記入ください。
nanakosedo✴︎gmail.com (✴︎を@にしてね)
◯ご来場の際は、マスク着用をお願いします。
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○プロフィール○
中ムラサトコ・ボイスパフォーマー、太鼓
強烈なボイスパフォーマンスとエフェクターを使った声の多重演奏、オルガン弾き語り、太鼓叩き歌いで、独自の音楽を展開。
ノルウェー公演をはじめ、フランスのサラヴァレーベルのコンピレーションアルバムなどに参加。
ダンスや芝居、ドキュメンタリー映画への楽曲提供、映画音楽制作、テレビのナレーション、絵本作家ミロコマチコの
「けもののにおいがしてきたぞ」音楽制作など、多岐にわたる分野で活躍。
乳幼児の為のお芝居「ぐるぐる」を17年間上演(2014年厚生省児童福祉文化財作品)。
アートワークショップ「オトのサンポ」講師。
現在は縄文四姉妹としても活躍中。
9年前より拠点を愛媛に移し、瀬戸内の自然、生活の中で生まれた作品制作に取り組んでいる。
「誠実で、でたらめで、楽しげ」が人生のテーマ。
website
https://satokonakamura.amebaownd.com
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横手ありさ
うた、ウクレレ、キーボードetc.
呼吸と声から派生するあらゆる響きで色彩を運ぶうたうたい。音楽家。ウクレレ弾き語りのシンガーソングライター。
SUNDRUM、晴ツ、Lupe∝、縄文四姉妹などのグループでメインボーカルとして参加。
舞台、人形劇への楽曲提供や、子供達との音楽交流やWS、CMや教材の声での出演、アートフェスティバルへの参加など、ライブ活動以外に多方面で活動する。
近年は、台湾、韓国、マレーシアなど、アジア各地へのフィールドワークとコラボレーションを行い、絶海の孤島 青ヶ島に伝わる古謡の唄い手でもある。
ウクレレ弾き語りでは、カフェ、ギャラリー、飲み屋、ストリートなど、身ひとつで気ままに語りうたゆたう。
ソロアルバム「わたしははだかんぼ」発売中。
2019年夏、第一子を出産し、唄う母ちゃんとして新たな旅路を迎えている。
website
https://arisa-utautau.jimdofree.com/
------------------------
▷野ざらしへのアクセス
徒歩/京急線汐入駅から徒歩20分
バス/京急線汐入駅またはJR横須賀駅から[池上 衣笠行]で「坂本坂上」駅下車3分
※map検索すると異なる場所が案内されるため、坂本町一丁目町内会館(横須賀市坂本町1丁目19-26)を目指してお越し下さい。
会館横の階段を上り、突き当たりを左に折れ、その先の階段を登りきったところにあります。
問い合わせ| 080-4094-0980
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特に貴重な今年の夏の風物詩。 伊豆・下田 Happy Buddha/ 横須賀 野ざらし荘
http://shantiriot.exblog.jp/28220846/
2020-09-05T00:04:00+09:00
2020-09-05T00:14:00+09:00
2020-09-05T00:04:36+09:00
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危険な暑さ、ってニュースが言い出したのはいつからだっただろう。
こんなに暑いのに、やたら今年はセミが静かねえ、と母が言っていた。
確かに、いつもは暑さに比例して大音量になるセミの鳴き声が
ずいぶん控えめだ。
そしたら数日後、衝撃的なニュースが。
「セミは35度以上では天寿を全うできない」!!!
なんて残酷な!
7年も土の中にいて、やっと地上に出てきたと思ったら
ミッション半ばにして息たえてしまうってこと?
セミの合唱がより一層断末魔に聞こえてきた。
ごめんな、暑くてエアコンが消せなくて
東京中が大きな室外機になっちゃって
危険な暑さに拍車をかけている。
そんな、人間由来の悪循環の犠牲になってるのは
人間だけではない。
花火も、盆踊りも、フェスティバルも、ないないづくしの今年の夏。
たとえ自分が行かなかったとしても
どこかで誰かが集ってる、と思うだけで
季節を感じることはできるんだなと実感する。
貴重な夏の風物詩のセミの亡骸。
腹を見せて転がっているセミが
今年は一層切ない。
夏の風物詩といえば台風。
ここんとこ夏だけじゃないけどね。
今週末に予定していた静岡県・下田のビーチの魔法のスムージー屋さん
Happy BuddhaでのShanti Riot展が
台風10号の影響を考慮して、延期になりました。
9月12日(土)と13日(日)に伺います。
楽しみにしてくださっていた方、すみません。しかし、安全第一。
大きな被害が出ませんように。
そのあとは、横須賀・野ざらし荘に初めて伺います。
9月18日(金)〜22日(火)13時〜19時
※19日(土)はライブイベントのため、11:00〜15:00
どちらも風通しは抜群です。
こんな時期です。ご無理のない範囲でお越しいただける方は
お会いできたらうれしいです。
エメラルドの原石と羽のペンダント
大振りのエメラルドの原石はザンビア産。
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自粛警察と、日本シーズン活動開始。(東京・大森と伊豆・下田)
http://shantiriot.exblog.jp/28204370/
2020-08-20T15:08:00+09:00
2020-08-21T11:52:33+09:00
2020-08-20T15:08:05+09:00
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Shanti Riotジュエリー関連
もう散々の2020年夏だけど、東京オリンピックで熱中症で亡くなる人を防げた、という点だけはよかったんじゃないか。アサガオと打ち水では太刀打ちできないよ。
新コロナウィルスの前に熱中症で倒れそうですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。酷暑お見舞い申し上げます。
ゴアから東京までのドラマチックな旅を終えて日本生活も3週間目。羽田空港で抗原検査の後、結果は陰性でも2週間の自主隔離。かなり真面目に隔離期間を過ごしじっくりと、屋内でもやし状態になったところで、炎天下に自転車で外出してきた。
ここのところ秋になると個展を開催させていただいている東京・谷中のコーツトカフェまで打ち合わせに。
2週間の引きこもりの後のいきなりの燃え盛る暑さに、自転車でマスクは、いやこれはあまりに危険だろうとマスクを外す。
引きこもってなくたって危険だろうだって蜃気楼見えそうじゃない。見たことない街とかゆらゆら浮かび上がってきて迷宮に入りこんでしまいそうじゃないただでさえ方向音痴なのに。
しかしこの酷い暑さの中人がぽつりぽつりしか歩いていない道でみーんなマスクをつけている。
お互いの距離は十分とれるはずでもマスクはしっかり着けている。
帰国してから帰宅するまでの間に、すでにこの図にはびっくりしたけど改めてびっくりする。
強調したいんだけど、私、マスクなんてしたって意味ない、派では決してなくて飛沫感染の予防にある程度効果があることも顔を触ることによる感染を防ぐことも理解している。
だからって。どんな時でも常時着用しなくてもいいのではないか。だって今日は37度になるってよ、子どもも大人も全員顔が真っ赤だよそこの五人家族!危ない!
とか思って自転車をこいでいたら、逆方向から来た自転車のおじさんがすれ違いざまに
「ふざけるなっ!」
と吐き捨てるように言ってものすごい勢いで走りさっていった。
道の反対側だったので、おじさんとの距離はそこそこあったけどそれでもはっきり聞こえた。
脈絡なしにいきなりキツイ言葉を投げかけられると瞬時には、それが自分に向けられたものだとわからない。
多分60代後半、くらいかな。マスクチャリおじさんが風のように走りさった後、じわじわと文脈が理解できるまでしばらく時間がかかった。
なるほどね、これが、噂の自粛警察か!
私が日本に帰国する前から聞かされていてまるで、都市伝説を聞いているようだったけどこれだったのか。
帰国して初めて外出してものの30分もしないうちに遭遇してしまった。
私は全く傷ついてはいない。あの炎天下、空いてる道で、自転車でマスクをつけた方が良かったとも思わない。
顔も覚えていないもうおそらく2度と会わない他人にすれ違いざま、理不尽に怒鳴りつけられる、なんて事故で済ませられる。
それよりも、私みたいなケースの「ひどいバージョン」がたくさんあるんだろうなということが怖いと思う。
「大多数が自分と同じことを信じている」ことを信じて、同調圧力に安心感を覚えてる人がその「絶対的な正義」の名の下に他を罵倒する。そこには優越感からくる、一種の快楽が生まれるに違いない。
こうして同調圧力が強まると
マスクに本当に効果があるのかよりも、マスクを着けないことで他人の目にどう映るかの方を気にしてしまうんだなきっと。
繰り返すけどマスクなんてしないでいい!とか言ってないし、効果を否定してもいませんよ。人がいるとこではしますよ。
マスクは一例にすぎない。コロナ禍で、「自分で考える力」が失われてるような気がして怖いなと思うのだ。
10ヶ月ぶりに行ったコーツトカフェは懐かしい顔がいっぱいで離れつつもたくさん手を振る、みたいな、嬉しくももどかしくもある再会だった。
この10月は、今のところ1ヶ月丸々、延々コーツトカフェに入り浸り、Shanti Riot展を開催する予定。
新型コロナウィルスに関しては、お店ももちろん、消毒・手洗い敢行、入店人数制限、常時換気、などできる限りの予防対策をとっていて気をつけられるところは気をつけつつ営業時間も短くして、元気にがんばってるので
10月の状況は今からわからないけどその時になってじゃあいいかなと思っていただける方はくれぐれも、ご無理のない範囲でお越しください。とにかく私はいる予定です。
今年は、例年のように日本各地を巡業するのもままならず、今オンライン環境を整えようと四苦八苦中。
✴︎8月28日(金)
東京・大森の圓能寺(えんのうじ)で
月に一度の護摩焚きの日に縁日開催。Shanti Riotもお寺の境内でゆるりと出店させていただけることになりました。こぢんまりとしたイベントですこの時期です。ご無理のない範囲で、来られる方はお越しください。
✴︎9月5日(土)6日(日)は
伊豆・下田の魔法のスムージー屋さん
Happy Buddha に伺う予定です。
毎年、このタイミングで遠出して会いに来てくださる方々が心底ありがたいのだけど。この時期です。ご無理のない範囲で、来られる方はお越しください。
どのイベントもあまり積極的に来て来て言えないのが複雑だけど、それでもお会いできたら嬉しいです。とはいえこの時期です以下同文。早くみんなにさらっと会いたいね。コインみたいな形の淡水パールの上にふくろう。
青いサファイアをアクセントにしたペンダント。
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一生に一度だといいなあ、の帰国物語(インド・ゴア→東京)(空港での検査編)
http://shantiriot.exblog.jp/28191038/
2020-08-07T14:59:00+09:00
2020-08-08T14:57:34+09:00
2020-08-07T14:59:04+09:00
shantiriot
未分類
こっちはインド国内線。席の間は最低1席開けられてる。それがたまたま乗客が少なかったからかどうかは不明。後ろに写っているインド人のお兄ちゃんは防護服+N95マスク+手袋+マイフェイスシールド(頭周りサイズの調節ができるタイプ)。私はシールドとマスクのダブルだけでもう苦しい。苦しすぎてN95マスク、せっかく買ったのに使わなかった。
ちなみに、孫悟空の頭の輪っかは、緊箍児(きんこじ)というのだそうだ。気になって後で調べた。読めないし、書けないし、忘れそうだ。閑話休題。私たちがデリーを出る前日(7月29日)に、日本の空港での検査方法が変更された。インドから日本に帰ってきた人は全員PCR検査が義務づけられていた。これは、あの鼻から摂るやつで、結果が出るまで空港で10時間くらい待つ。ちなみに結果を待たずに家に帰る事もできた。(公共交通機関は使用不可)そこは、迎えに来てもらう友人にも、家族にも悪いなと思い、空港で結果を待つつもりだった。いよいよ空港ロビーの段ボールベッドで待機かと思って覚悟していた。そしたら、日本の空港での鼻からの PCR検査が、唾液採取による抗原検査に変更された。これは、待ち時間が10時間から2、3時間に短縮され、検査結果を待ってから入国手続きに進むというもの。感染拡大防止の水際対策としては単純に考えて、こちらの方が理にかなっている。自分のインド出発直前に変更されたので、それまで情報収集した、日本に帰ってきた時の検査状況のことはまるで参考にならないことがわかって、なんだよと思うがどのタイミングで変更されても、こういうことは起こるのでしょうがない。
ちなみにPCR検査と抗原検査は、違うものなんだそうだ。
このワードだって、コロナ前は聞いたことなかったよ。
違い→こちらを参考に。
羽田空港に着陸したのは日本時間の朝7時前。インドだと朝の3時すぎなので、もちろん眠い。検査場が混み合っているという理由で、降機まで1時間半待たされる。その時、日本語の機内アナウンスでは「しばらくお待ちくださいませ」だったのがその後に続く英語のアナウンスで「1、2時間お待たせするかもしれません」と言われて萎える。乗客は8割方日本人(目測)で、後はインド人らしかった。ほぼ鎖国状態の日本に、この人たちはどうして入国できるかわからなかった。多分、どうにかしてやっと家族のもとに帰れるのね、よかったね。お母さんと小さい子ども、というケースもいくつかあって、子どもはもれなくぐずって泣いていた。そりゃ泣くわ。インド各地からデリー空港までたどり着くだけでもそれぞれのドラマがある。そんでお母さんはもれなく、もう遠い目をしていた。泣きたいのはこっちだよね。降りたら、なんとなくみんなそれとなく距離を取りながら検査の待合室と化している、別の搭乗ゲートまで行く。それとなく、というのは、みんなくたくたに疲れていたのと満席の国際線に乗ってきて、今更ディスタンスも何も、ってのもあったんだろうか。飛行機を降りて、別の搭乗ゲートに歩いて行くのは奇妙な感じだ。
そこで並んで、一人ずつ受付をして、検査の手順の用紙をもらう。そこで手順の用紙の説明をされて、検査を行う別の搭乗ゲート(多分ね)に移動する。そこでまた並んで、ひとりずつ説明を受けて、自分の番号がついたプラスチックの試験管を渡される。「あそこの「じょうご」を一人ひとつ取って、ブースに入って試験管にじょうごを乗せて、唾液を取ってください」こんなん、検査の手順の用紙に書いておけば、いちいち説明のために乗客一人ひとりに接するリスクを防げるのにね。何しろ私たちが帰国する2日前に検査方法が変わったので、いちいち手際が悪いこと、日本クオリティとは思えない。そして、それぞれがペラペラのプラスチックのじょうごを取って選挙の投票ブースよりちょっと大きめのスペースに進む。ちなみに、ここは撮影禁止。そこで唾液を自分で試験管に入れるんだけど、1ccと線が引いてあるところまで入れるんだけどかなりそれより多い量に思えた。ただでさえ乾燥した機内で脱水している上に、この検査の前は飲食してはいけない。その状態で十分な唾液を出すのは思ったよりきつい。それは想定内なのだ。梅干しとレモンの写真がブース内に貼ってあった。日本っぽい。梅干しを知らない人が写真を見ても唾は出ないよね。なんとか唾液採取を終わらせて、試験管を提出して、私は次の列に着く。とにかく並び続けるのだ。ゴアから一緒に道中を共にしたカヨちゃん、唾液採取に何故かダメ出しをされて再度トライすることに。二度目の唾液採取を終わらせたカヨちゃんは、青ざめていた。「。。。気持ち悪い」ただでさえ脱水してたところを二回も頑張って唾液採取したカヨちゃんはフラフラになっていた。私が持っていた水が少しだけあったけどそれでは足りずずいぶん向こうにあった自販機のところに戻ろうとしたら、検疫の人に戻れないと言われた。すまなそうだった。水の一本くらい、ご自由にお持ちくださいってあってもいいのにね。ちなみに、検査の結果が出ないと入国できない。つまり、私たちが検査をしてるところはどこの国でもないのでそこで飲食を提供することには何か問題があるのかもしれない。にしても、しつこいけどさ、
水のペットボトル一本くらいどうにかできるんじゃないか?検査方法が変わる前で待ち時間が長かった時は他にどこも開いてないので、おにぎりとかお茶とか支給されてたみたいで密かにコンビニおにぎりを楽しみにしていた私たちはガッカリだった。あの、和食ジャンクフードのコンビニおにぎり、ジャンクと分かっていても帰国すると食べたくなる。検査後、ベンチがある待合室(つまり別の搭乗ゲート)に行くまでに、多分100m近い列に並ぶ。眠いのと疲れてるので膝カックンしそうだ。1時間くらい並んだかな、また違う受付で帰る場所と連絡先、帰る手段(レンタカーかお迎え。タクシー不可)を確認される。この時点でまだ結果は分からず。カヨちゃんの担当の検疫の人が、思わず「うわーまだこんなに並んでるー。。。」と呟いたので、カヨちゃんも思わず「そうなんですよ、もうずっと並んでるんですけど、せめて水の一本くらい・・・」と訴えたら「私たちも皆さんが到着するずっと前から休憩なしで働きっぱなしなんです泣」と逆に訴えられたそうだ。そうよね、検疫の個々人に責任はない。説明は、丁寧すぎるくらい丁寧にしてくれた。膝カックンしそうなくらいの疲労と眠気でやっと「待合スペース」(別の搭乗ゲート)までたどり着く。そこでやっと自販機があった。冷房で冷え切った体に冷たい飲み物しかない。ベンチで寝落ちしてしまったところに自分の番号を呼ばれてカウンターに。「はい、陰性です」と言われて、カードを渡され、またまた帰る場所と連絡先、帰る手段(レンタカーかお迎え。タクシー不可)を確認される。そして、そのカードを見せながら、入国手続きに進む。あっという間に終わる。預け荷物も、とっくにベルトコンベアから下ろしてあった。荷物の色別に仕分けしてあった。すぐ荷物が見つかるようにとのことなのねきっと。やっとこさ国際線到着ロビーに出た時は、12時くらいだった。
着陸してから約5時間が経過していた。
かかる時間も疲労具合も想定内ではあったけど、
それはもう、ぐったりだった。車を出して迎えに来てくれた友達に後光がさして見えた。着陸してから検査して結果待って解放まで5時間近く。私たちは検査方法が変わったばかりの帰国なので後から帰ってくる人はもうちょいスムーズであって欲しいなあ。でも、今恐ろしいくらい便数が少ない状態でこうなんだから便数が増えたらどんなになっちゃうんでしょう。着陸しても、飛行機の中で待たされる、ってのは避けられないかもね。陰性でも、14日間は自主隔離。ちなみに、 LINEか電話での健康確認の連絡は一切ない。陰性だとわりと放置ってのはほんとだったのかな。あくまでも、かな、だけど。自主隔離が終わってもいつもの巡業モードにはなれそうもない。先が見えないことに疲れているのは世界共通。政府は死んでも守ってくれなさそうなのでふざけんなと言える事は言いつつ、自分が今日できることを、コツコツと。マスクまた配るとかイソジンとか国会死んでも開かんとかもう痛々しい。思えば、4月かな、首相がのんびり犬を撫でてる動画を見てその時インドにいた私は、静かに悟ったのだった。「ああ、助けは来ない。どこからも来ない。」と。そこからの展開がすごかったね日本。インドも大概すごいけどね、日本帰ってきたからね私。ただいま日本。みんなに会いたいなあ。会いたいねえ。
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一生に一度だといいなあ、の帰国物語(インド・ゴア→東京)
http://shantiriot.exblog.jp/28190089/
2020-08-06T16:33:00+09:00
2020-08-06T23:57:35+09:00
2020-08-06T16:33:35+09:00
shantiriot
日々のつぶやきもろもろ
今回の「パッキングをしなければいけないシチュエーション」は、全然終わる気配がないどころか、どんどんエスカレートしてるコロナの渦中。そりゃ世界共通なんだけど、
どんどん減便される日本への特別便、さすがに先が見えないことに疲れてきていつものようにジャイプールにもネパールにも寄ることができないまま、日本の仕事もオーガナイズができないまま、とにかく帰ることに決めたので、不必要なドキドキが倍増する。
パッキングはいつもより早め早めに終わったものの、アドレナリン大放出であまり寝られないまま出発する。それでもタクシーが動き出した瞬間、ほっとする。ああ、もうできることは何もない。「持ってるものしか持ってない」という心地よい降伏感。この降伏感の快感がやめられないから旅が好きなのかもな。
とは言え、今回は旅どころかゴアに7ヶ月もいてしまった。ゴアをベースにした小さな旅をするどころではなくなってしまった。初めて滞在したゴアのモンスーンは、日に日に緑の絨毯が色濃く、厚くなっていくのがワクワクした。とはいえ、東京の梅雨とは比べものにならないほど、ものすごい雨の量と湿気。壁も、出してある服も、全てが1日の大雨でしっとりする。湿気の塊の表面を手で撫でられる気がする。ジメジメ、という言葉を再定義した。
日本までの道のりは、ゴア→首都デリー→東京・羽田 の順番だ。インド国内線は、私が飛んだ7月29日時点では全体の3割しか飛んでおらず、ゴアからデリーまでは1日一本しか確実に飛ぶ便がない。確実に、というのは、他の便もチケットは売ってるけど飛ぶかギリギリまでわからないよ、という意味。というわけで、デリーでのトランジットは25時間。まあインドの国内線から国際線の乗り継ぎでこんなのはまずないんだけど飛んでるだけいい。
ゴアから日本への直行便はもともとないので臨時便なんて飛ぶわけがない。
ロックダウンが徐々に解除されはじめた5月末に国内線がやっと飛び始める前は、ムンバイ発の国際線に乗るために人々は12時間以上かけて、タクシーでゴアからムンバイまで移動していた。
ゴアからデリーまでの陸路移動での見積もりをとってる友達もいた。代理店を通してタクシーで10万円以上、3日かかるんだったかな。結局その方法をとる前に国内便が飛んだからよかったものの、コロナ以外の病気になってしまいそうだ。
とにかくゴアからデリーまで飛べるだけでありがたかったので25時間のトランジットはやむを得ない。ここで体力を消耗して、ロックダウンにせっかく鍛えた免疫力を落としたくなかったので普段ならまず泊まらない、デリー空港すぐそばのホリデー・インに一泊することにする。そもそもデリー空港近くに泊まる理由など今までなかった。
今回は、ゴアから東京まで、友人のカヨちゃんと道中を共にすることに。一人でワラワラするより二人でワラワラした方が安心してワラワラできる。かなり心強い。いやもとい、落ち着け、落ち着くのだ。
ゴア空港に着いたら、中に入る前に大きいスーツケースくらいのタンクを引きずった人が待っていて、ひとりずつ荷物を除菌スプレーする。ビシャアーッってピンポイントの水圧でスプレーされて荷物はびしょびしょ。しかも片側だけ。とりあえずポーズだけして、「やったことにする」インドらしい。
しばらくしてカヨちゃんが、「・・・あれ、水だったりして。」と呟く。さすがにそれはないだろうと思ったけど否定できなかった。いやいやこればかりは多分消毒液だと思うけど、一瞬そう思っちゃうくらい、あまりにぞんざいな扱いだったのだ。
国内線ターミナルは、わかっちゃいたけどガラガラだった。店もほとんど開いていない。ウェブでチェックインも、健康証明書のプリントアウトもしてあったのでぶっちゃけ空港では荷物を預けたらほとんどすることはない。
セキュリティでフェイスシールドとマスクが配られる。噂のフェイスシールド、国内線では機内での着用が義務付けられていた。簡易なフェイスシールドは、後ろはゴムが渡して両端を止めてあるだけで、かなりちゃっちい作り。
イヤリングを着けて、外してすぐにまた着けると痛くなるでしょ。あんな感じで、いったん外してもう一度着けると頭がぼんやりじんじんしてくる。たった2時間半のフライトでこうなんだからデリーから東京の7時間半もこれじゃ耐えられない。私は特に頭が大きい方ではない、と思ってたけど皆さん大丈夫なんだろうか、インド人は、太っていても頭の鉢が小さい人多い、気はするけどにしたってこれ長時間はキツすぎじゃないか。しかも、マスクとフェイスシールドのセットはかなり空気が薄くなった感がある。このセットが感染対策としてある程度有効なら、空気が薄くなった感、は必要なんだろうけど、なんかコロナじゃなくて具合悪くなりそうだ。
と思っていたらデリーから東京までの JAL便で配られたフェイスシールドは機内の着用は「任意」だった。ちなみに、ゴアからデリーまでの国内線は、少なくとも一席空けて乗っていた。デリーからゴアまでの国際線はなんと、満席だった。239席。予約する時に席数を聞いた時点では何人乗せるかわからないとのことだったけど、乗ってみたら満席。そして、国際線の機内でフェイスシールドをしていた人はほとんどいなかった。よっぽどみんなキツかったのね。
ゴアでもデリーでも、空港のセキュリティは「もうなんでもいいからなるべく早く通過してください」という態度がありありと見える。特にデリーなんて、インド中から集まってくるハブ空港でデリー自体も感染数がすごい。まあそりゃそうだろうと思った。
思った。けど。
ゴア空港で、セキュリティを通ったカヨちゃんが、ライターを持っていた。「あ、やばい、ライターを機内手荷物に入れっぱなしだった」とセキュリティで気づいたカヨちゃんは、その旨自己申告して、ライターをバッグから取り出して、処理箱がなかったのでそのままX線のトレーに置いたら「そのまま出てきた」んだそうだ。ものすごく気をつけてパッキングした自分が、あほみたいだ。
そして、驚いたことにデリー空港のセキュリティでも、全く同じだったのだ!子犬とか子猫とか小鳥とか隠しておいてもそのまま通っちゃいそうだ。もちろん絶対やらないしやっちゃダメだし考えてもないけど。でもほんとに乗客に対応する側としては、「いい、いいからさっさと行って、話しかけないでーーー!」という感じなんだろうな。
デリーで泊まった、空港すぐそばのホリデーインはデリーでのトランジット客用らしかった。チェックインカウンターの「一部だけ」クリアーボードで仕切られていた。あんまり意味ないじゃんと思ってチェックインしたら受付の若い女性が、上からものを言うようでやたら感じが悪かった。
かちんときたけど疲れていたので、クレームする元気もなくやり過ごして部屋についたら、やっぱり奮発しただけあって、部屋は素晴らしかった。でもなかなか荷物が部屋にやってこない。受付に電話しても何も起こらない。しぶしぶまた受付に電話した。チェックインで感じ悪かった女性がまた電話に出る。
「もうボーイに荷物を部屋に持っていくよう言いました!」
ふてくされている。まさかの逆ギレだ。
さすがにこれは私も一言言いたくなって
「あなたのところのスタッフへの文句を宿泊客に言われても困る。それはあなたのところの事情だし、まずはすみませんじゃないのか。マネージメントが酷すぎる!」
と言うことをはっきり、とても丁寧に言ったら言葉に詰まったらしく、無言。無言!!黙るのー?なんか言ってよ!
呆れてそのまま電話を切る。
部屋のWi-Fiに接続する時に、ホテルのチェックインの際の評価があったので迷わず最低評価をつけた。
そしたらしばらくして、ホテルのマネージャーから部屋に電話が入る。「最低評価をつけられてましたが、どう言うことでしょうか。」
それから私はここぞとばかり、うわーっと到着してからの文句をまくし立てた。「そうですか、そうですか、それはおっしゃる通りです」そのマネージャーは、辛抱強く私の文句を、丁寧に聞き続ける。人は、穏やかに謝り続ける人には怒り続けていられないのだな。どう考えても向こうが悪いんだけど、この人個人に嫌な思いをさせられたわけじゃないし、なんとなく、話しているうちに、私も、「もういいや」と言う気になってくる。
そしたら、丁寧マネージャーが「マダム、お詫びに、遅い時間のチェックアウトはいかがですか」と言ってきたので思わず「デリーでのトランジットが25時間もあるので、12時にチェックアウトしてもその時はまだ早すぎて空港には入れず、カフェも開いてないのでロビーで4時間は待たなきゃいけないんです!」と一息に言ったら、チェックアウトを4時まで延長してくれた。
「ルームサービスも25%オフで大丈夫です!」
今はホテルでもレストランでも、ネットにクレームを書き込まれたらあっという間に評価が下がってしまうので向こうもカスタマーケアを大事にしてるのね。
インドもネパールも、こっちが文句を言うと言われた方が、自分のスタッフとか業者が全然ダメで、とかつまりこちらにすれば、「向こう側の事情」の文句を言われることが多い。あまりに多いのでそのパターンにもうびっくりはしないが、それでも毎回疲れる。
今回もまたかと思ってたら、めったに謝らないインド人像、とは真逆の物腰柔らかなマネージャーに文句ばかり言ってたホリデーインの株がいきなり上がってしまった。
考えてみたら、チェックインの時間を数時間延長したり、もともとアホみたいに高いルームサービスをちょっと割引したり、ホテル側のコストとしては大したことないのだ。それくらいで、最低評価をつけたお客が喜ぶんならなんてことはない。
インドのお金持ちのクレームっぷりは理不尽なことも多いので多分私くらいのクレームは朝飯前に違いない。
やるな、スシャン。(マネージャーの名前)接客業に携わるものとしてリスペクトである。
コロナのせいでどこも開いておらず、時間をつぶせる場所、というのがことごとく無くなり、空港にも、フライトの3時間前まで入れない、という状況でこれは嬉しい。
そもそもスタッフ教育がなっとらん!とかカヨちゃんと憤ってたのに、「やったー4時までいられる!」と一気にご機嫌。
デリー空港の国際ターミナルも、すごいガラガラぶりだった。人のいなさは、近未来的でさえある。そのゴーストタウンぶりが退廃的にも感じられて寂しい。
空港は、人が泣いたり笑ったり、いろんな感情が入り混じるドラマチックな舞台で、それが人間臭くて好きだったのにな。人間臭さがない空港は、無機質な箱だ。
デリーから東京までは、おそらく30年ぶりに乗るJAL。さすがの細やかな配慮にいちいち感心する。インドのぶっきらぼうさに慣れすぎているので、感動センサーがかなり敏感になっている。久しぶりに接する、丁寧な日本語の接客。
最後ににっこりされたら「ねえ、今また笑ってくれたね、すごいね!」といちいちカヨちゃんと感動を共有する。なんて簡単なんだ。
だって、すぐお持ちします、ってほんとにすぐ持ってきてくれる。いつもブーブー言ってる日本だけど、細やかな気配り、って点ではいやすごい。
239席、満席。インドの感染者は世界第3位。インド各地からデリーにやってきた人たちが乗り込んだ飛行機。私たちも緊張だけど、クルーもそりゃ緊張だろうよ。もうなんのディスタンスもないので、マスクをしてなるべく顔を触らないように、そしてあとは、考えない。
フェイスシールド着用。カヨちゃんも私も興奮状態で瞳孔が開き気味。
ずっと見たかった映画「ジョーカー」が機内でチョイスできたのでうっかり見たら、わかっちゃいたけど重すぎて泣きたくなった。これを見てすぐ寝られないと「黒い司法」を見始めたらわかっちゃいたけど死刑囚ものでこれも重い。全部見るべきかやめとくべきか迷っているうちに寝てしまい羽田空港に到着したのは7月31日、日本時間の朝7時前だった。
ここからが長かった。
続く。(帰れてるよ!)
明け方の東京上空。
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ついに帰国することにした(ゴアから東京へ)
http://shantiriot.exblog.jp/28174677/
2020-07-23T03:42:00+09:00
2020-07-23T03:44:40+09:00
2020-07-23T03:42:19+09:00
shantiriot
未分類
インドは何しろ広くて(日本の約8.7倍)約13億人もいるので、なかなかひとつの対策ではまとまらず、インド全体でも、ロックダウンが続いている州や地域もある。でも国内線も少しずつスタートし始めて、人が動くようになった。で、想定内だけど、感染者は急増している。120万人に迫る勢い(1,192,914人)で、数だけでは世界第3位になってしまった。
ありがたくない。
6月にゴアのロックダウン解除が始まったものの、やはり州境をオープンしてからは感染確認数は増え続け、とうとうこの前の週末は三日間完全ロックダウン。三日間という中途半端なロックダウンを信用しない人も多く、このまま長期の完全ロックダウンが続くかもと言う噂が流れ買い溜めに走る人も多かったけど、無理もない。
3月22日の全インドロックダウン、一日のはずだったのがあれよあれよと言うまに延長し続けて3ヶ月近く続いたのだ。三日間と言われても信じられないのももっともだ。
とはいえロックダウンは三日で終わり(ほんとに?)今のところ、夜8時から朝6時までの外出禁止が8月10日まで続くことになっている。
臨時便はちょくちょく飛んでいるが、インドから東にはほとんど飛んでいない。商業国際便が再開するのを待って帰るつもりだったけどインドの感染確認者急増の様子を見るとなかなか全てオープンとはいかないみたい。日本がほぼ鎖国状態なこともある。今日また17か国増えて、147 か国からの入国を実質的に拒否している。
たとえインドからの商業ベースの国際便がスタートしても必ずしもお手軽に日本に帰れるとは限らない。日本に帰れないのにインドを出国しなければいけない状態は避けたい。どこの国に行って、その時どのように扱われるのか見えない。
ゴアにいる欧米の友達は、臨時便の本数が多いのでまだ帰るオプションがある。通常の国際便の再開を待っていた人もしびれを切らして帰る話をし始めている。
急遽、帰ることにした。デリーから羽田の臨時便。ゴアからの直行便はもちろんないので、ゴアからデリーまで飛ぶことに。待ち時間25時間。国内線の本数が少ないのでやむを得ない。
デリー空港の近くにホテルをとってから「もしかしたらトランジットの時にデリー空港から出られないかも」問題が発覚。結局大使館に電話したら「一応そういうことになってるんですけど、今まで臨時便に乗るために空港近くに泊まった人に問題はなかったから大丈夫」
ほっ。
インドはほんとに、建前と実情が違うことばかりなんだけど、こういう時ばかりは、領事館か大使館のお墨付きがほしい。
インド最大の航空会社エアインディアはコロナ禍の対応でかなり不満噴出の声を聞く。臨時便も、いきなりキャンセルとか日にち大幅変更とか、それに問い合わせても電話に出ないのが普通。
しびれを切らした友達が、遠出してゴアのエアインディアオフィスに突撃。そしたらなんと、オフィスで対応していたエアインディアのスタッフ、友達が訴えている途中で
「目をつむってしまった」
のだそうだ。結局「フライトはないですよ、以上」ということだったのだけど聞こえないふりを強調するため、まさかの「寝たふり」。
怒るを通りこしてびっくりした、と呆れていた。
JALに臨時便の予約をする時の対応がプロフェッショナルで感動する。とはいえ、この感動アンテナは、インドに長くいるとかなり甘くなっていると思う。
「2分待って」と言われて本当に2分だけ待ってすむことはないので、JALに電話した時に、「少々お待ちください」と言われて、それがほんとに「少々」だった!ということくらいで、おおおっ!とポイントがアップしてしまう。なんて緩いんだ私の「プロフェッショナル基準」。
東京はこの週末の連休は、不急不要の外出を控えるのだそうで。でも今日からGo to トラベルキャンペーン、急遽東京抜きにして始まるんだそうで。そもそも英語が間違ってるんだけど、(Go traveling と言う)周りは誰もおかしいと言わなかったのか。インド政府が迷走していないとは絶対言えないけど、日本もなかなかだ。
私の仕事は、「みんな集まって!」と呼びかけないと成り立たないので今年の日本シーズンの予定、立てられていない。帰国して空港で検査、そして2週間の自主隔離なのでどちらにしろしばらく動けないけどその後もこの感じだとまだ見えない。先が見えないのは私だけじゃなくて世界共通だけど、とにかく、いったん帰ることにします。
日本のみんなに元気で会えますように。毎回帰国前はそう言ってるけど、今年はなんて切実なのかしら。
ゴアはモンスーン本格化。ポタポタきた次の瞬間にどしゃ降りも珍しくない。たまの晴れ間に外に出ると、モンスーンが激しくなるのに比例して緑が濃く、鮮やかになっている。緑のカーペットがどんどん厚みを帯びてくる。
雨続きだけど、こんな夕焼けを見せられると、後ろ髪を引かれる。]]>
どうしてもこのままスルーできないので。 #BlackLivesMatter
http://shantiriot.exblog.jp/28125514/
2020-06-09T00:48:00+09:00
2020-06-09T00:51:56+09:00
2020-06-09T00:48:49+09:00
shantiriot
日々のつぶやきもろもろ
黒人男性が警官に膝で首を押さえつけられ、亡くなった事件をきっかけにとにかくすごい人が街に出て、BlackLivesMatter を叫んでいる。詳細はもう私がいまさら説明するまでもないので省く。
「自分は当事者じゃないので発言しにくい」という発言に違和感を感じる。
「政治をよくわかってない芸能人が政治的な発言をするな」みたいな圧力と似たものを感じる。
間違えるのが怖くて発言できないというよりは攻撃、または冷たい反応が怖くて発言できない圧力にひたひた覆われている気がする。
ブラックのコミュニティに住んでいなくても、ブラックの友達がいなくても、この問題に共感を持つことはできる。
変えられない肌の色や出生をベースにして、誰かが誰かに対して絶対的優越な立場に立つことは許されない、
という共通認識はもてる。その共通認識は普遍的なものでなければいけない。そうじゃなければ人権について語る意味がない。
もう、ここはあまりに普遍的すぎて、いや、そんなん別にいいんじゃないのと思う人はもうここから読まなくていいですというくらい、言語道断譲れない。息をするのに許可を求めなくてもいいくらい、あたりまえでなければいけない。
でも、抗議している人もされている人もそれぞれ自分の言い分が言語道断譲れないと思ってるわけでどんなに歴史をさかのぼってみてもどんなに理論武装しようとも相容れない。
もちろん、それが問題をずっと複雑にしていて今に至るんだけど。
私も、アジア人もしくは日本人故の差別にあったことがある。アメリカでもイギリスでもインドでもネパールでも。そこの国の人とは限らず、その国にいる外国人に差別的発言をされたことはある。でも、アジア人であるからといって、命の危険を感じたことはないし日常的に不当な扱いを避けるために、他の人種より余計に身だしなみに気をつけなければいけないこともない。社会構造的差別としては、黒人差別は余計根深い。
最近のネパールでは、日本人観光客が減り、中国人と韓国人が増えたので私もまずはコンニチハよりも、ニイハオか、アンニョンハセオと声をかけられることのほうが多い。
そこで、なんだよと思った自分にはっとした。その、「なんだよ」に向き合わなきゃなんだなあ。
「⚪️⚪️人は⚪️⚪️だ」というステレオタイプでばっさり切ることはある。いろんな国の人と接すると、あくまでも自分の偏った統計内での「お国柄」のようなものが見えてくる。そしてやっぱりいるのだ、ステレオタイプそのままの人って。あなたみたいな人がいるから、⚪️⚪️人は⚪️⚪️だって言われるんだなあという、ステレオタイプの見本みたいな人にあうと感動すらする。同じく、「お国柄」のステレオタイプからかけはなれた人にもたくさん会うのでステレオタイプがジョークとして成り立つんだなと思う。
昔、私はアメリカ人の元夫と東京に住んでいた。彼は白人だった。90年代後半、日本で外国人が住めるアパートを見つけるのは東京で、そこそこ都心から近くてもけっこう大変だった。何件も、露骨に外国人だからと断られた。物件情報は地元の不動産で共有されているので、少ない中から見せられる物件は、どこの不動産でも同じものだったりした。「ピアノ・ペット・外国人OK」の物件は限られていた。
なんだこの三つの条件の並列具合は!といい気持ちはしなかったけど不動産を回る以外に家探しのオプションがなかったので嫌な気分になるのを覚悟で歩き回った。
ひとつの不動産オフィスで外から物件情報をみている私にそこのスタッフのおばさまが出てきて話しかけた。もうこの仕事しかしたことありません、みたいなフツーの東京のローカルなおばさまだった。
ここに来る前にひとりで見に行った物件で同居するパートナーが外国人だということを部屋を見た後で不動産の人に言ったら、表情がかわって「早くおっしゃっていただければ時間を無駄にしないですんだのに」と言われたことがあった。
それが、そこそこ嫌な感じだったので、この時もひとりだった私は、今回は、できるだけ丁寧に、礼儀正しく「外国人も入居できる物件を探しています」とおばさまに言った。
おばさまは、ちょっと声をひそめて私に囁いた。
「色は?」
何を聞かれているかわからなかった。まさか、まさか肌の色じゃないよな。
「え???」と聞き返した私に、おばさまはもっと声を細めて言った。
「…クロ、ですか?」
もう、動揺して何を言っていいかわからない。でも、ここで動揺したらまた家探しが長引いてしまう。
やっとのことで
「…いえ、白人ですが。」
と言った時、屈辱的だった。
「いえ、(黒人ではなくて)白人ですが(大丈夫ですよね)。」と言っていたからだ。
そしたらおばさまはパッと明るい顔になり言った。「じゃあお力になれると思いますよ!中へどうぞ」
結局そこの紹介でアパートを借りることになり、手続きを終え私を見送る時におばさまは言った。
「この世の中、人種差別する人もいますからね。」
同居するのが外国人であるばかりに、家探しに苦労していた私をねぎらうつもりで言ったのだ。悪意は全くなかった。
何も言えなかった自分が歯がゆくて、モヤモヤしたまま帰ってきた。
その前も、その後も悪意のない差別は特に珍しくなかった。その悪意のない差別がどこからきているのか、考えると、そこには歴史がある。
悪気がないゆえの罪深さ、がある。内在する偏見も差別もなくなることはない。
でも、そういう矛盾と向き合いつつ、誰かの幸せが、誰かの理不尽な不幸の上に成立している社会に立ち向かうことも大事だと思う。
どんなに綺麗事と言われてもそこが大事だと主張することは誰でもできると思う。
日本にだって人種差別はあって、在日韓国人や中国人をはじめとして、他のアジアの人々入国管理局での難民申請中の外国人への非人道的な扱い、他人事ではない。同じ現象ではないけれど自分では変えられない属性によって差別されるという根本は同じ。
まちがいなく複雑な問題で「難しい問題ですね」のあとが続かなくなるのも無理はない。でも、向き合うことをやめたくないと思う。
そして、世界中に、声をあげたくてもあげられない抑圧されているマイノリティの人たちがたくさんいるのだということも。その人たちにとってみれば、抗議の声をあげられる、ということも特権なのだ。
思い切り自戒もこめて。
そして、政治的発言もするジュエリー屋でいいのだと思う。
※いろいろ切り口がありすぎて盛り込みきれない。たぶん言葉足りないところもあるので、よかったらこちらを参考に。
⚪️いつも絶妙の例えがキレッキレのせやろがいおじさんの動画。我々も差別問題の当事者!黒人差別の抗議活動について【せやろがいおじさん】
#BlackLivesMatter
⚪️制度的人種差別について(4分)
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インドロックダウン4.0終了。
http://shantiriot.exblog.jp/28123201/
2020-06-06T23:19:00+09:00
2020-06-06T23:19:08+09:00
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shantiriot
日々のつぶやきもろもろ
思えば始まりは3月22日の「1日ロックダウン」。
「今日1日だけ、インド全土でロックダウンします!これは、どれだけ国民がコロナウイルス撲滅に協力できるのかのテストです!パニックして買い込まなくても大丈夫だから!」
そう宣言されていきなり始まった、世界最大の13億人ロックダウン。1日で終わるわけもなく、その日の夕方に延長が発表される。いつのまにかナンバリングされて、ロックダウン4.0まで10週間続いた。ナンバーがつくとみんながんばれるって思うのかな。インド政府、よくも悪くも調子にのりやすいインド人をわかってるなと思う。
カタカナでなんとなく「やってる感」を出すどこかの知事みたいだなと思う。東京アラートもロードマップも、東京の母はちんぷんかんぷんだよ。
もとい。
ロックダウンがスタートしてからもインド全体のコロナウィルス感染者はどんどん増えていって、6月6日現在、インドのコロナウィルス感染確認者は、230014 名(内死亡者数6642名)23万人を超えた。数字を見ると確かにすごいけど、何度も言うけどインドは大きくて(日本の約8倍)13億人もいるのでインドひとまとめにして語れない。
6月頭からはインド全土ロックダウン5.0 かと思いきや、インド政府の発表によると、デリーやムンバイなど、都市部を中心とした感染集中地域を除いて3段階に分けてロックダウンを解除していくことになる。ゴアは、感染を抑えられている地域として、ロックダウン解除の対象になる。
とりあえず具体的にわかっているのは、第一段階で、6月8日にレストラン・宗教施設・ショッピングモールとホテルが再開すること。学校スタートは第二段階で、7月中らしい。第三段階になってやっと国際線が動き出して、映画館もオープンする予定。とはいえ、第三段階の日程は未定。
5月末に1日8000人もの感染者が確認されたインドは、感染者の増加スピードは加速するばかりでまだ収束とは呼べる状態ではないのだけどなにせ人口13億人の国。これだけの規模の経済がストップしてしまうのはさすがにまずい(とっくにまずいよ)と判断して、リスクを承知で経済再開する方向にいったとしか思えない。特に都市部は、ロックダウンが始まってから、仕事も家も失った貧困層が何百キロも離れた故郷まで、水も食べ物もないまま歩き続けて途中で力尽きてしまうニュースがあとをたたない。
単純に考えれば、この感染者増加スピードのままロックダウンを局地的であれ解除すれば、どこかの時点で感染者は増えないわけがない。段階的にロックダウンを解除されると言ったものの、どういう日程で段階をふむか、言及できないのも無理はない。
というわけで、インドはまだ、国際線はスタートしていない。臨時便はちょくちょくインドから日本まで飛んでいる。どうしても日本に帰りたい人は、超高価な片道切符で飛んでいる。
ゴアからは日本まで飛んでいないけど5月後半に、インドの国内線が本数を減らして飛び始めたので、前よりも日本までのフライトが現実味を帯びている。
私にとっては、ゴアで迎える初めてのモンスーンになりそう。東京にいるよりは、ゴアのほうが安全。ロックダウン、田舎にいるか都市部にいるかで状況は大違いなのね。ゴアは観光地とはいっても、シーズン(日本の冬)が終わってしまえば田舎の漁村みたいなもん。そのうえ今はインド人観光客もいないので、閑散としたジャングルと畑と海。
つい昨日まで、サイクロンが来ていた。その前まで、みんな半裸でウロウロしている蒸し暑さだったけど一気に気温が下がった。日本にくると、サイクロンじゃなくて台風と呼ばれる。アメリカだとハリケーン。なんと、この名前の違いは、場所によるものなんだって。今更だけどありがとうグーグル先生。おかげさまで、こちらは「やばい突然の大雨」が長時間降ったけど家の中にいれば安全なレベルで過ぎてくれた。
つかの間の晴れ間のあと、もうモンスーンスタートまで秒読み。交通量が減ったので、ほこりも減って、全ての植物の緑が濃くなっている気がする。最近、家の隣の木にほたるがたくさんくるようになった。まるでほたるの成る木だ。
モンスーンの時期にゴアにいる人は口を揃えて「モンスーンが素晴らしい」というので一回その時期にゴアにいたいなあと思っていたけどこんなかたちで実現するとはね。
雨が降り始めたら、こもってできるプロジェクトは山ほどある。おかげさまで雨にも負けない快適な家もある。日本はまだ噂のマスクを配り終えてないんだってね。規制をとおりこして支配されちゃってるメディアとか、国民のためによかれと始まったはずのコロナウィルスの対策もふたをあければ、どうやらおかしな所にお金が流れてる。もう、言い出せばキリがないもんね。安っぽい映画みたいな展開で、ちょっと可笑しくなってくる。とはいえ自分の国なんで笑ってはいられないんだけど。雨があがったので、久々に海のそばにサンセットを見に行った。とにかく広いところに濡れずにいられるのがうれしくて、台風一過!と日本の友達に写真を送ったらしっかり帰りに大粒の雨に振られて帰宅。見返したら、全然「台風一過」の写真ではなかった。明らかに海の向こうに暗雲たちこめている。モンスーンはすぐそこだ。]]>
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