2011年 07月 28日
ブログ再開

イギリス南西部、デボン州。友人の家から見た夕焼け。ほんとに写真のよう。
去年のクリスマスに
ゴアに来て、またまたブログがおろそかになってしまい、
今シーズンこそは、日々の小さなインド的な事とか
こんなものを食べてますとか、こんな牛がいます、とか
インドの日常を報告しようと思っていた矢先に、
3月11日の地震のニュース。
もう、インドの日常の報告どころじゃなくなる。
東京の家族にやっと連絡がついた後、
黒い波が全てを飲み込む映像をテレビがない私はU-tubeで見たのだけど。
私が知っている日本とは全く重ならない。
現実と非現実の境がつかないような状態がしばらく続く。
あまりに事態が大きすぎて、呆然、というのはたぶん日本の人々の多くと同じだろうけど。
長い道のりになりそうですが、一日も早い復旧と復興を心より祈っています。
ブログの再開のタイミングを逃し続けてしまったけど、
あまりのごぶさたぶりに、
気にかけていただいて、どうしたんですかー、とご連絡くださった方々、
私は元気です。ご心配いただいた方ごめんなさい。
今年の4月、例年のようにインド南部のゴアから北上、
インド北部のラジャスタン州のジャイプールへ。
その後一ヶ月ネパールのカトマンズで作りこんだ後、
そこからイギリスに飛んで、そろそろ二ヶ月。
初イギリスどころか初ヨーロッパ。
アメリカ以外で初めての英語圏。
イギリス南西部の、デボンという州の、海の近くにいます。
今年の夏は、今まで行きたいと思いつつ行けなかった所に行ったり
したいと思いつつできなかった事をしてみようと思っています。
イギリスでの二ヶ月はあっと言う間にすぎ、
8月始めにまたインドに帰ります。
その後すぐに、今度はインドネシアに飛ぶ予定。
バリの職人技を試してみたいと思っています。
今年の夏は、日本に帰らないことになりそうです。
展示や、フェスティバルや、個展にいらしていただいていた方、
いつもありがとうございます。
来年夏にパワーアップして帰る予定です。
311からの日本の状況は、
また国外から見るのと日本の中にいるのとでは
ずいぶん差があるのを感じます。
国内でもずいぶん温度差があるのも感じます。
日本が大変な使命を背負ってしまったのは、避けられない事実。
この話になると終わらないので、また少しずつ。
イギリスに来る前の一ヶ月
ネパール首都、カトマンズ中心地での
あまりクリアでない空気と、不安定な政治と、
どんどん減っていく緑(本当に残念。だってすばらしい文化を持った街なのに)
で仕事漬け、に疲れていた体には
イギリスの鮮やかな緑とは新鮮な空気はまさにオアシス。
とにかく私は元気です。

foxglove 狐の手袋。

ザ・イギリス の風景。

今にも歩きだしそうな木。古くて大きな木がそこらじゅうにある。
by shantiriot
| 2011-07-28 20:23
| 日々のつぶやきもろもろ