2010年 11月 06日
ジャイプール一週間 デワリフェスティバル
石の都(!)ジャイプールに着いてもう6日。
息つく暇もなく石漬けの日々に突入。
日本にいる時は、石と取り組んだ最終形であるジュエリーの事に
いっぱいいっぱいで、
なかなか石単体とじっくり向き合う暇も余裕も
はっきりいってなかなかない。
ジャイプールに着いて、封印していた石のボックスを開けて、
マーケットで、徐々にいろんなパケットがばんばん目の前で開かれ始めると、ああそうだあたしは石が
大好きだったのよねーとつくづく思い出す。
毎回、これを思い出す感覚は悪くない。
インド最大のお祭り(のひとつ)のDewali (デワリ)は三日間続く。
メインの日は金曜の夜。ヒンズー教の女神のひとり、ラクシュミーのお祭り。
ラクシュミーは商売ごとをつかさどる女神でもあるので、ジャイプール中の商店は
商売繁盛を願うプジャー(お祈りの儀式)を店の中でとりおこなって、
そそくさに店をしめてしまう。街全体がデコレーションケーキのようになる
派手派手のネオンライトは、一晩中つきっぱなし。
ヒンズーの寺という寺は花と原色がんがんのデコレーションで飾り立てられる。
もちろんヒンズー教徒だけなんだけど、
イスラム色がかなり強いジャイプールの街も、
この時ばかりはヒンズー教徒じゃなくても
なんとなく浮き足立っている。
なんだか日本の年末の慌ただしい感じにちょっと似ている。
みんな忙しいけどなんだかうれしそうな感じ。
金曜の昼間はマーケットも、ビジネスモードは半分そこそこで
みんな早く帰りたい感じ。
うきうきしたお祭り気分が伝わってきて
なんだかこっちもうれしくなる。
夜ご飯を食べてから、ジャイプール友達と旧市街の見物に繰り出す。
イギリス人の友人いわく、
「クリスマスの、ボリュームアップバージョンだ!」
なるほどねえ、そんな感じだ。
街のキラキラネオンライトは、
とにかく派手であれば何でもいいというてんこもりで、
その中を、どこに行くでもなく、ただただ雰囲気を楽しみに(たぶんね)、
ただただ歩いてる人がなんだかおかしい。
ちょっと立ち止まるとすぐに若者の男グループがわらわら現れて
"Which country?" "Married?" のおなじみのクエスチョンタイムが始まるのでなるべく立ち止まらないように歩き続ける。
これは程度の差こそあれ、インドではもう日常茶飯事なのだけど、
やっぱり疲れることは疲れるのだ。
たっぷり一時間半歩いたら、かなり Dewali はごちそうさま、という感じ。
でも、みんなにこにこで、会う人ごとに Happy Dewali!! と言い合うのは楽しい。
宿に帰ったら別の友達が、爆竹を1ダースもらったから、
これからやろうよというので外に出る。
住宅街だろうと、今日は無礼講なのだ。
お祭り=爆竹と花火で、インド人大好きで、爆竹にはいつも辟易なのだけど
爆発させる側になると、きゃあきゃあ言うのは楽しい。勝手なもんだ。
宿の近所の豪邸の花火大会(?)に便乗していっしょに大騒ぎする。
しかしインドの花火は5メートルくらいの高さに吹き上げるものとか、
絶対に家庭用としてはありえない危険さ。
何がおかしい、って、爆竹に動じないインド人がおかしい。
「慣れてるもの」。まあ、そうだろうねえ。
だんだんいつものジャイプール友達が到着して、にぎやかになってきた。
4月半ばの尋常じゃない暑さのがらーんとしたジャイプールに比べたら、
やっぱりこっちのほうが楽しいのだ。
遊びすぎて気づくと仕事が滞る、
とかあるんだけどねもちろん、
しかし暑い時のジャイプールは
逆にエアコンの部屋にこもりきりになってしまい外の仕事が滞る。
今は、暑くもない寒くもない、
ベストの気候のジャイプール。
ここでがんばったほうがよいのだ。
とはいえあっという間に一週間。
マックス後二週間でいろいろすませたい。よし、頼むぞボス(自分)。

ジャイプールのマーケットの職人のお店でのプジャー。
ラクシュミは女神なので、プジャーに女性が同席するといいというので呼ばれた。

町中のネオン。

ネオンの中で、牛がマリーゴールドをむしゃむしゃ。
マリーゴールドは、デコレーションや宗教行事によく使われる。
息つく暇もなく石漬けの日々に突入。
日本にいる時は、石と取り組んだ最終形であるジュエリーの事に
いっぱいいっぱいで、
なかなか石単体とじっくり向き合う暇も余裕も
はっきりいってなかなかない。
ジャイプールに着いて、封印していた石のボックスを開けて、
マーケットで、徐々にいろんなパケットがばんばん目の前で開かれ始めると、ああそうだあたしは石が
大好きだったのよねーとつくづく思い出す。
毎回、これを思い出す感覚は悪くない。
インド最大のお祭り(のひとつ)のDewali (デワリ)は三日間続く。
メインの日は金曜の夜。ヒンズー教の女神のひとり、ラクシュミーのお祭り。
ラクシュミーは商売ごとをつかさどる女神でもあるので、ジャイプール中の商店は
商売繁盛を願うプジャー(お祈りの儀式)を店の中でとりおこなって、
そそくさに店をしめてしまう。街全体がデコレーションケーキのようになる
派手派手のネオンライトは、一晩中つきっぱなし。
ヒンズーの寺という寺は花と原色がんがんのデコレーションで飾り立てられる。
もちろんヒンズー教徒だけなんだけど、
イスラム色がかなり強いジャイプールの街も、
この時ばかりはヒンズー教徒じゃなくても
なんとなく浮き足立っている。
なんだか日本の年末の慌ただしい感じにちょっと似ている。
みんな忙しいけどなんだかうれしそうな感じ。
金曜の昼間はマーケットも、ビジネスモードは半分そこそこで
みんな早く帰りたい感じ。
うきうきしたお祭り気分が伝わってきて
なんだかこっちもうれしくなる。
夜ご飯を食べてから、ジャイプール友達と旧市街の見物に繰り出す。
イギリス人の友人いわく、
「クリスマスの、ボリュームアップバージョンだ!」
なるほどねえ、そんな感じだ。
街のキラキラネオンライトは、
とにかく派手であれば何でもいいというてんこもりで、
その中を、どこに行くでもなく、ただただ雰囲気を楽しみに(たぶんね)、
ただただ歩いてる人がなんだかおかしい。
ちょっと立ち止まるとすぐに若者の男グループがわらわら現れて
"Which country?" "Married?" のおなじみのクエスチョンタイムが始まるのでなるべく立ち止まらないように歩き続ける。
これは程度の差こそあれ、インドではもう日常茶飯事なのだけど、
やっぱり疲れることは疲れるのだ。
たっぷり一時間半歩いたら、かなり Dewali はごちそうさま、という感じ。
でも、みんなにこにこで、会う人ごとに Happy Dewali!! と言い合うのは楽しい。
宿に帰ったら別の友達が、爆竹を1ダースもらったから、
これからやろうよというので外に出る。
住宅街だろうと、今日は無礼講なのだ。
お祭り=爆竹と花火で、インド人大好きで、爆竹にはいつも辟易なのだけど
爆発させる側になると、きゃあきゃあ言うのは楽しい。勝手なもんだ。
宿の近所の豪邸の花火大会(?)に便乗していっしょに大騒ぎする。
しかしインドの花火は5メートルくらいの高さに吹き上げるものとか、
絶対に家庭用としてはありえない危険さ。
何がおかしい、って、爆竹に動じないインド人がおかしい。
「慣れてるもの」。まあ、そうだろうねえ。
だんだんいつものジャイプール友達が到着して、にぎやかになってきた。
4月半ばの尋常じゃない暑さのがらーんとしたジャイプールに比べたら、
やっぱりこっちのほうが楽しいのだ。
遊びすぎて気づくと仕事が滞る、
とかあるんだけどねもちろん、
しかし暑い時のジャイプールは
逆にエアコンの部屋にこもりきりになってしまい外の仕事が滞る。
今は、暑くもない寒くもない、
ベストの気候のジャイプール。
ここでがんばったほうがよいのだ。
とはいえあっという間に一週間。
マックス後二週間でいろいろすませたい。よし、頼むぞボス(自分)。

ジャイプールのマーケットの職人のお店でのプジャー。
ラクシュミは女神なので、プジャーに女性が同席するといいというので呼ばれた。

町中のネオン。

ネオンの中で、牛がマリーゴールドをむしゃむしゃ。
マリーゴールドは、デコレーションや宗教行事によく使われる。
by shantiriot
| 2010-11-06 15:02
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