2017年 10月 05日 ( 1 )


「どれがパワーストーンですか」と聞かれると、

「ぜーんぶパワーストーンですよー!」と笑顔でかえす。


これはパワーストーン、これは普通のストーン、とか分けてしまうのもどうかなあ、と思うんだな。

全部の石にはパワーがあるのだ。


私は、

もともと彫金を東京で学んで、

それから銀以外にも、いろんな色を使いたくなって、

どうやら石のことをインドで学べるらしいと聞いたので、

12年前、インドで宝石学(gemology)の学校に行った。

それまで、石のことはなーんにも知らなかった。


赤はガーネットで、緑はエメラルドでしょ、だって私の誕生石だし。

ピンクはー、ええっとピンクの石はー(名前が出てこない。いっぱいあるんですよ)

くらいのレベルだった。


そこからいきなり石の学校に行ってしまった。

ふたをあけたら、学校は超ハードでびっくり。

3ヶ月半、インドのジャイプールで超ガリ勉の日々を送った。

寝ても起きても石で頭がいっぱいだった。

どうにかこうにか宝石学のディプロマ(学士)をとって、

石を使ったジュエリーを作り始めたわけだけど、

ヒーリング効果云々という話には、意識して、一歩距離をおいてきた。


つまり石について、まずは科学の側から勉強したので、

ストーンヒーリング云々、石の意味とか効果なんかとは、

相対するとこから石とのつきあいが始まったのだ。


でも、10年以上、年がら年中、ずっとずっとずっと四六時中

石に囲まれていると、

たわむれている石によって感じ方が違うのは

もう抗いがたい事実になってくる。


それは、なんの本になんて書いてありました、ではなくて、

感覚的なもので、もう、それはないとは言えない。

たとえば、20kgのルビーの原石の山と、同じ量の水晶ととでは、

囲まれているときに、明らかに感じるものが違う。いい悪いではなくて、絶対違うのだ。


半ばあきらめるような感じで、少しずつ、感覚を言葉にして人に伝えるようになった。

感覚的なものなので、多くは

シューーとか、シャーーとか、ホワーとか、ズーンとか、ドカーンとか、

擬態語が多くなるのだけど。


◯◯なあなたには◯◯が必要だから、

そしたら絶対この石よ!みたいなおすすめの仕方はしないけど

ピンときて、タイミングがよければ提案することもあって、

結果的に喜んでもらえることがここんとこ増えてきてうれしい。


いろんな石のストーリーについても、ちょこちょこ書いてみようかな、今更だけど。


押し売りはしないけど、こんな話ならいくらでもできます。

谷中コーツトカフェの個展、明日からです。会いにきてね。


★10月6日(金)~24日(火)東京・谷中 コーツトカフェ 11:30~20:00

d0132132_18535384.jpg
 ガーデンクオーツ(水晶)と蓮のリング Garden quartz lotus ring

d0132132_18542361.jpg
d0132132_18592759.jpg























[PR]
by shantiriot | 2017-10-05 19:26 | Shanti Riotジュエリー関連

RIO :天然石とシルバーの一点もの中心のジュエリーブランドShanti Riotのデザイナー。インドネパールを中心に旅しつつ制作しつつ、まったりとエキサイティングな日々を送っています。Home is where your heart is.


by shantiriot
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31