生き証人ボーダーライン

昨日、父の古い友人である、おじさん(76歳)と呑んだ。
戦争の話になった。

おじさんは、終戦時7歳。
10人兄弟の一番下(!)。
うち、9人男子(!)
うち、5人が兵隊にとられる(!)
うち、3人が帰ってこなかった(!)

遺骨はないので、
石ころが入った木箱(!もうあまりに!だけなので以下省略)
だけが帰ってきた家に、弔問客が訪れる。
お母さんは黙って、いろりを火掻き(ひかき)でかきまわしている。

誰かが
「でも、あんたんところはたくさん子どもがいるから」と言う。

すると、それまで黙っていろりをかきまわしていたお母さんが、
頭をあげて、きっと目を見開いて、
ザクっと火掻きをいろりに突き立てて、きっぱり言った。

「いらん子を産んだ覚えはないっ!」

おじさん
「僕ねえ、あん時のおふくろの顔が忘れられないんだよー」

お孫さんにぜひ今のお話をしてくださいと言ったら
そうだね!そうするよ!と言っていた。

戦争の生き証人のボーダー世代。
もっと、子どもたちに生の声を聞かせてあげたい、と思う。
戦争は無意味で絶対的な悪だと思って育つことは
とても意味があると思う。

d0132132_12454237.jpg

ゴアの夕焼け。
[PR]
by shantiriot | 2014-07-03 11:41 | 日々のつぶやきもろもろ

RIO :天然石とシルバーの一点もの中心のジュエリーブランドShanti Riotのデザイナー。インドネパールを中心に旅しつつ制作しつつ、まったりとエキサイティングな日々を送っています。Home is where your heart is.


by shantiriot
カレンダー
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6
7 8 9 10 11 12 13
14 15 16 17 18 19 20
21 22 23 24 25 26 27
28 29 30 31